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鎌月鈴乃の編集履歴

2012-12-05 00:47:22 バージョン

鎌月鈴乃

かまづきすずの

鎌月鈴乃は、ライトノベル『はたらく魔王さま!』に登場するキャラクターである。

CV:未公開


概要

突然真奥宅の隣202号室に引っ越してきた女性。

常に和服を着ており、やや古めかしい口調でしゃべる。その正体は、エンテ・イスラから来た大法神教会に所属する、訂教審議会筆頭審問官。本名は『クレスティア・ベル』。

10代半ばに見えるが、実際は20歳らしい(原作2巻の履歴書欄と、原作5巻時点で2010年8月を舞台にしている設定より)。

経歴

エンテ・イスラの西大陸、サンクト・イグルッドのベル司祭領の娘として生まれる。ちなみに兄弟は、が一人いる(原作2巻の履歴書欄より)。その後、地元の神学校を卒業し、大法神教会に入り、宣教部に配属される。その後、死んだと聞かされていた勇者エミリアが生きているという情報を得て、それを確認するため、地球へとやってきた。


地球に来てからは、生活費はエンテ・イスラから持ってきたものを換金して生活しており、向こう数か月は働かなくてもよいほどの蓄えがあるようである。なお、お隣の真奥たちに聖法気入りのうどん漆原を除く悪魔には有害)をご馳走している(もっとも、真奥たちは家計を助けるため初めから有害と知りながら、あえて食べ続けていた)。

性格

性格は聖職者らしく品行方正。しかし、魔王など敵対している相手にのみだが暴力による折檻も度々行っている。


また、日本の文化を勉強してきたのだが、勉強してきた時代が古かったため、suicaスイカと勘違いするなどボケを連発している。また、家電も昭和のレベルで止まっている。


恵美とは同じコンプレックスを持つ仲間。

武器

大槌

頭に付けている簪を増幅器として作り出す武器。なお、この簪は特別なものではなく、地球に来たとき購入したもの。

能力

家事は万能で、炊事、洗濯、掃除すべてが出来る。原作4巻では本物そっくりの砂でできた日本の城を作ってしまうという意外な特技を見せている。このことから、総じて手先は器用と思われる。


先述のように地球の文化に関してはボケを連発しているが、エンテ・イスラのことに関しては知識は豊富で、教会内部や法律、地理など多岐にわたる。


また、教会で大勢の子供の面倒を見ていたため、育児もできる。


戦闘力は特別高くはないが、天兵連隊程度なら4対1でも圧勝するほど。

関連タグ

はたらく魔王さま! 電撃文庫

遊佐恵美 真奥貞夫

芦屋四郎 漆原半蔵

佐々木千穂


※以降、ネタバレ注意




















「私達だって、好きで人を処刑してきたわけじゃない!」

 彼女が所属している訂教審議会は、かつて異端審問会と呼ばれる部署であった。その部署は、教会の教義に反する者たちを取り締まる部署であった。大法神教会が絶大な権力を握る西大陸において、『異端者』の烙印を押されることは、社会的に抹殺されるのと同じであった。特に魔王軍侵攻の際、教会と諸国の王は「どちらが魔王軍を退けるか」ということで権力争いを行い、内部分裂を起こしていた。それが原因で、魔王軍から壊滅的な被害を受けていた。

 異端審問会は、そうした内部分裂を起こす原因を審問にかけ、それでも処理できないものは、多数の暗殺も行っていた。そう、彼女もやらされていたのである。暗殺を。結局、勇者エミリアの活躍で魔王軍は壊滅したが、異端審問会は戦時中の苛烈な審判を諸王国から弾劾された。教会は弾劾をかわすため、異端審問会を廃止、「開かれた信仰審判」をモットーとした訂教審議会へと名を改められた。

 彼女は、自分たちが嫌というほど人を処刑してきたにもかかわらず、結局魔王軍侵攻前となんら変わらなかった。権力欲渦巻く、薄汚い平和に納得がいかなかった。そんな中、勇者エミリアの生存を表す証拠を見つけたことで、「希望に満ちた、真の平和」、という希望を抱き、地球へと旅立ったのである。

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