三浦信輔とは、テレビドラマ「相棒」のキャラクター。
演:大谷亮介
概要
警視庁刑事部捜査一課7係員
階級は巡査部長 → 警部補(Season 12 第1話)。岐阜県出身。PS.2より登場。
『トリオ・ザ・捜一』の中では一番の年長者で唯一の妻帯者。
そして3人の中で唯一、所轄署を経て警視庁刑事部に配属になった「叩き上げ」の刑事。
特命係が動く事を疎ましく思っているが、『トリオ・ザ・捜一』の中では比較的穏健な性格で、亀山と伊丹がぶつかり合っている場をとりなすなど、トリオの良心的存在である。右京に対しても多少なりとも敬意を払っている描写もある。
右京を「警部殿」と呼ぶなど伊丹と同じく慇懃な態度を取っているが、階級差を意識してか多少は敬意を払っており、つい「存在自体が邪魔なんです」と口走って右京にやんわりと凄まれた際は、伊丹に責任を擦り付けていた。
一方で、密かに特命係へ仕事を依頼(S.5-4)して以降、陰では特命係を信頼している様子もある。
初登場時からしばらくは伊丹同様、結構荒っぽい取り調べを行っており、特命係が割り込んできた時の態度も怒り心頭といった様子だった。
一方で、仲間が危機に晒された時には、犯人に怒りを爆発させて伊丹が止めに入る一幕もあった(S.7-9)。
S.4-5からは老眼気味になり、作業をする際には眼鏡をかけることが多くなった。
Season12第1話にて、警部補への昇任試験に合格し、捜査一課第7係の係長に就任する。
しかし、昇任後間もなく起こった警察庁次長甲斐峯秋の誘拐事件の際、犯行グループの1人に包丁で刺され、左足の神経を断裂する重傷を負う。
命には別条はなかったものの、結果、左足に障害が残って一生杖の手放せない体となってしまう。中園参事官から内勤への異動を薦められるが固辞し、そのまま警察官の職を辞することとなった。
退職後の動向
相棒season14正月スペシャルにて久々に登場。
休暇の前に『花の里』へ顔を出していた右京の元を訪ね、キーパーソンにあたる本多篤人が消息不明のため調査して欲しいと頼みに来る。
右京と杯を酌み交わした際、「まさかあなたとこうして酒を飲む日が来るとは思わなかった」と感慨深げに話していた。
なお、本人曰く、辞職後は妻と共に各地を回りながらのんびり過ごしているようだ(引退後の彼が議員秘書をしているのを京都で見たという声もある気が、恐らく気のせいである)。
その後9年に渡り出番がなかったが、Season23にて久々にゲスト出演することが決定。
今回も特命係に自らに関わりのある事件の依頼を持ち込むようで…?
余談
キャラの雰囲気や立ち位置が「お父さんみたい」という評価から、pixiv内では「三浦パパ」「みうパパ」という愛称で呼ばれることも。