図鑑データ
「私は!!あんたの娘の代替品なんかじゃない!!」
概要
韓国発のターン制SRPG『ラストオリジン』に登場するバイオロイド。
PECSの「シティガード」に所属にして、彼女たちの総指揮官を担っている。
懲罰のサディアスのかつてのバディであり、彼女から存在こそ仄めかされていたがメインストーリー第12章にて本格的に登場。
現在はレモネードベータの副官を務めており、レモネードオメガの副官であるコネクターユミと共にレモネードガンマをオルカ抵抗軍の傘下に加えるカギとなるアイテムを探しているのだが…。
容姿
ヘソから上にかけてシティガードの紋章が縫われたネイビーブルーのジャケットと、同色のベリーショートのパンツ、ホワイトのサイハイソックスを着用している。
ジャケットの盛り上がりを見ればわかる通り、そちらの方もなかなかのものを持っている。
上下服の都合上、露出した腹部からは薄ら割れた腹筋が覗き、1日中歩いても苦にしない筋肉を内包する太ももが逞しくも美しい曲線を描く。
ロングの亜麻色の髪、両目のクマ、そして右目の下の泣きぼくろが特徴。
髪と泣きぼくろから分かるように、ケルベロスはシェパードの遺伝子から作られた。
人物・性格
気さくで、犬のようにフレンドリーで、誰に対してもユーモアを含んで話しかけることができる性格。
昔のバディで高圧的な性格のサディアスを前にしてもそれは変わらない。
私服はアロハシャツにサンダル靴下。サディアス曰く、ファッションテロリストと称される。本人はサンダル靴下はすんごい楽で、アロハシャツは花がいっぱいでオシャレとのこと。
趣味はプロ野球観戦とフェンシング。
弱小野球チーム「ピッツバーグ・メイデンズ」のファン。名門強豪球団ファンのユミとは相いれないらしい。
フェンシングの方は本職であるシャーロットには及ばないが、彼女に認められるほどの腕前を持つ。
性能
関連イラスト
関連項目
잉글리쉬셰퍼드:ハングル表記
ネタバレ
12章
ユミとの旅の道中で自身の過去が語られた。
シティガード総指揮官は表の姿であり、PECSの一角「カラカス産業」の会長であるシモン・ブランコの副官として、彼の恩人であるオメガ産業の会長からプレゼントされたバイオロイドである。
シモン・ブランコの娘ホセフィーナの遺伝子が使われており、彼女の死がトラウマとなっているシモンを縛る枷でもある。
副官となったシェパードはシモンと共にテロリストという名のPECSに仇なす敵と戦っていった。
余暇にはキャッチボールや狩りを楽しむなどプライベートでも親子同然の良好な関係を築くも、シモンは徐々に精神を病んでいき、ベネズエラの統治権を手に入れた後はシェパードをシティガード」総指揮官に据え、移住してしまった。
後にベネズエラで暴動が発生し、AGSデスストーカーを投入する程の騒動に発展。
シモンの相棒であるエルネストから真実を聞き、彼を止めるべく対峙するも、重傷の娘を見殺し、骨の髄までカルテルと麻薬に汚染されたベネズエラそのものに対する報復として浄化していること、しかもそれを妹分であるベータにAGSを操らせて行わせていたこと、テロリストと教えられていた対象には無実の人間も含まれていたこと、挙句の果てにはシェパードに娘ホセフィーナとして生きる様に懇願される。
信頼していた父同然の男から、実の娘の代替品扱いだった事に憤慨するもシェパードはこの騒動を止める最善の方法を考え抜いた結果、シモンの目の前で拳銃自殺を図ったのだった…
そして人類滅亡後、助けを求めるベータによって医療カプセル内で覚醒した。
ベータ「…私の罪を、そそぐ時が来たんです…」