概要
バレンヌ帝国の第二皇子(後の皇帝)であるジェラールは勇猛な父レオンや兄ヴィクトールとは違って、亡き母による影響もあってか繊細で心優しい性格である。
設定でも「帝都アバロンで暮らす子供達の世話をしているため非常に懐かれており、子猫の世話をしたこともある」とある。
だが、その反面マイナスの感情を抱いた者に対しては台詞として容赦がない性分でもあるようで、レオンがクジンシーのソウルスティールによって命を奪われ、その間際にレオンがオアイーブから教わった伝承法でジェラールに力と記憶を託す場面では(父の死の遠因を作ったとはいえ)「あの女狐めが、父上を唆して……」と憤慨する。
ジェラールが皇帝に就任し、父と兄の仇であるクジンシーを討伐してから挑めるイベントではとあるシティシーフの少女がモンスターに襲われており、目撃した際に取れる選択肢は二つある。
選択肢の一つは「仕方がない、助けよう」だが、もう一つは「ははっ、ざまあみろ!」であり、選んだ後は「アバロンのダニが、一ぴき減ったな。さて、帰って寝なおそう。」と立ち去る。
正確に言うとこのイベントは皇帝なら誰でも出来るので、口の悪さは別にジェラールに限ったことではない点に留意されたし。