ソアラ(経験値)
ほわいとふぁんぐのそあら
概要
Sランク冒険者パーティー『白ノ牙』の一員である女性でネイ同様、本編の主人公であるトールとは物心ついた時から一緒にいた幼馴染である。
セインのスキル『誘惑の魔眼』による洗脳の支配下から開放されて自我を取り戻して以降は、本来だったらトールへの片想いを成就させた暁には彼に捧げるはずだった自身の純潔を、セインに洗脳された際に奪われたということで彼の事を呼ぶ際に必ず「ウ○コ勇者」「ウ○コクズ」(※自主規制込み)と呼ぶ程、セインの被害者達の中では特に彼に対する憎悪と怒りが根強い。
また、幼少期はやんちゃな性格で男の子っぽい容姿をしていた(それもネイと殴り合いのケンカをしては泣かすこともしょっちゅうであった程)が、実家が聖職者の家系で、『人に慈愛を与える側の人間になるため』という名目で、色々と矯正とも取れる教育を受けたため、容姿も言葉遣いも女らしくなったものの、その反動で腹黒な性格になったようである。
セインから解放され、トールに(無理矢理)隷属してからはその腹黒さを遺憾なく発揮し、自身を含めたトールの知り合いの女性全員に「日頃の感謝の気持ち」と称して婚約指輪を送らせたり(トールはただのプレゼントだと勘違いしていた。)、ハプニングで飛ばされた先で博打をして自分の上司を含めた女奴隷達のリーダーまで登りつめたりしており、終いにはある国の魔王に説法を説いて、その国の重鎮に納まってしまった(その後、国そのものを乗っ取った上で、指輪を送られた他の女性同様トールとの間に子を設けたようである。)。
人物関係
白ノ牙(ホワイトファング)
勇者であるセインがリーダーを務めるSランク冒険者パーティー。
トールが追放されてからは、セインの独断による行動や後述の『漫遊旅団』の活躍やセインの判断ミスや身勝手な蜥蜴の尻尾切り行為等によって評判が落ちていった。
トールの元親友である勇者。
トールを嘲笑した挙句、白ノ牙から追放した張本人。
そして前述の通り、本来だったら好意を寄せるトールに捧げるはずだった初めてをセインがソアラを洗脳して奪ったこともあり、ソアラのセインに対する嫌悪と憎悪の感情はどこぞのドラゴン娘の悪徳勇者に向けるもの以上に極めて強い。
トールの元恋人である女魔法使い。ソアラ曰く「私と同じ(嘘つきの)匂いがする」らしいが…
ソアラと同じくトールの幼馴染で格闘家の女性。
そしてソアラ自身もネイとは親友と言えるほどに仲が良く、彼女が魔王軍との戦闘でセインによって蜥蜴の尻尾切りにされた時は『自分を不甲斐ない自分を憎み呪った』と断言する程である。