概要
《勇者》のジョブを持つ青年《セイン》をリーダーとするSランク冒険者パーティー。
作中でそう呼ばれることは一切ないが、『勇者が所属している集団』としてなら『作中における勇者パーティー』とも言える。
結成時のメンバー全員が作中における国の一つ『バルセイユ』の出身者達であり、国からの依頼で世界の平和を脅かす魔王軍の首領である魔王の討伐を最終目標としている。
しかし、別作品の似たような集団とは異なり、冒険者ギルドで依頼を受けたりダンジョン攻略に挑むことに関しては特に禁止も制限もされていない。
しかし、追放ものの例に漏れずメンバーである戦士を追放してしまったことから、白ノ牙の魔王討伐までの旅路の順風満帆は途切れることとなる。
メンバー
いずれも詳細は個別記事参照。
リーダー
白ノ牙のリーダーである勇者の青年。
こいつら同様異世界もの(特に追放もの)に登場する悪徳勇者を完璧に体現しているだけでなく、自身の持つ禁忌のスキルを悪用して数多くのカップルや夫婦を破局させた来た色欲魔な間男でもある。
他のメンバー
魔法使いの女性。後述のトールとは恋人にして将来を誓った婚約者でもあったのだが、セインに寝取られて心変わりすることで、トールとは婚約破棄してしまった。
格闘家の女性。パーティーのムードメーカーでもありパーティーが険悪な雰囲気になった時の仲裁役を担う。ちなみに女性メンバーで唯一の貧乳でもある。
聖職者の女性。ネイ共々後述のトールとは物心ついた時から一緒に育った幼馴染である。
人物関係
白ノ牙結成からプロローグまでの間所属していた戦士の青年。
しかし、パーティー内で最もレベルが低い(セインはレベル60代、リサとネイとソアラはレベル40代なのに対し、トールはレベル20代)ことから戦力外通告をされた上に、『自分の恋人兼婚約者であるリサがセインに寝取られて心変わりしていた(ネイとソアラも同様である)事』や『リサに渡した婚約指輪を拒絶の言葉と共に投げつけられた』ことからそのまま白ノ牙を追放されてしまった。
- 魔王
その名の通り魔王軍を率いる王で漫遊旅団の最終目標。
百年に一度現れるとされる災害のような存在で、基本的には魔族の中から誕生するのだが、ごく稀にだが人間の中から誕生するケースもあるらしい。