「1年A組スーパールーキー、真実夜チィがいれば大丈夫! チィは頼もチィのよ!!」
プロフィール
概要
ひまりたちの同級生。クラスは同じだが寮はひまり・みつきと異なり、イースト・ローズ寮で暮らしている(ひまりとみつきはウエスト・リリィ寮)。
目立ちたがり屋かつ負けず嫌いな性格で、アイプリに詳しくないひまりに色々と教えてくれる。好きな音楽のジャンルはロックで、ギター演奏が得意。
アイプリ配信時のチャンネル名は「愛くる♪チィちゃんねる」。
筐体では2024年10月の第4弾から正式に登場となるが、クロスオーバーの『アイプリバース』では前月から先行登場していた。また、筐体のスタート時に暫定で起用されていたみつきからの引き継ぎで公式メールマガジン担当となっている(登録フォーム)。
『アイプリバース』で非プレイアブルながら先行登場し、サンリオとのコラボで『クロミパーティー』コーデを着てゲーム内に登場する。実装前のキャラがコラボキャラの対象になるのは異例で、メールマガジンによると『ファンからの要望の声が多かった(要約)』というのがコラボキャラに選ばれた理由であるとのことで、非常に愛されているキャラだと言えるだろう。
作中での動向
アイプリデビューはひまりよりも先で、目標は「一番星になりたい」。人前では常に自信満々だが、第2クールまでは毎回出オチ扱いで結果が伴わない不遇枠に甘んじていた。
第2話で「アイプリバースデー」に出演してミーちゃんとの対戦に挑んだが史上2人目のバズリウムチェンジを目の前で繰り出されて0対3の完封負けを喫し、第6話の第1回グランプリでは自信満々に登場するもルビー=ラズリと当たって初戦敗退だった。
第9話ではつむぎのアイプリバースデー初出演に際して「やり方がわからないなら真似すればいい」とアドバイスした。ところが、ひまりのステータスを完コピしたつむぎが目の前でバズリウムチェンジを繰り出したことによって心をへし折られてしまう。
その後は何事もなかったようにいつものノリに戻っていたが、第15話の第2回グランプリで運悪く再びルビーラズリに当たりまたしても敗北する。他のモブのアイプリ達に比べると悔しさを感情表現を露見している様子が見て取れる。
翌週では生き残ったアイプリ達に対して嫉妬をぶつけていた矢先、床から出現したつむぎと対面し、彼女からひまりとみつきの事で相談を受けている。つむぎの言動からは、その後もアイプリバース内にひまみつがいない時もチィと度々顔を合わせているらしく、第24話でつむぎが披露した「つむぎ、うれC」のポーズも「チィから教わった」ものだと言う。
39話では新設されたアイプリ部の部長に立候補し、みつきとの決選投票に臨んだが一度は辞退したひまりが部長に選出される。アイプリのステージを通じて自分の決意を視聴者に伝えるひまりのアプローチに対してチィも納得する形の満場一致であったが、新部長に就任したひまりからみつきとチィへの要請によって3人が共同で部長をすることになった。
容姿
紫色のボブヘアであり、アイプリバース内では緑色のカチューシャを付ける。瞳の色も紫色。
三ツ葉アイリと並んで現実とアイプリバースでの容姿の変化が少ない。また、冬服では制帽を着用しないが夏服では着用している。
制服 | アイプリ |
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家族
第31話の回想に母親(クレジット無し)が登場しているが、第4話の授業参観では親と顔を合わせたくないかのような素振りも見せている。
家業は第19話で「海の家を全国で経営している」と述べているが、ホントかどうか不明。
一番星の秘密
「勝って、スターアイプリにならなきゃ、アイプリになった意味がない!」
彼女がバズリウムチェンジを達成し一番星になることに固執していた理由には、彼女が5年前の幼少期に交わした約束が関わっていた。
幼少期に親しかった親戚のお姉さんである茜(CV:高垣彩陽)から「遠くに行って」しまうことを告げられるチィ。それを受け、どんなに遠くにいても絶対に見つけてほしいという願いと共に、いつか「一番星になる」という約束を茜と交わす。
丁度その頃にスターアイプリのライブを見てその輝きに一番星の可能性を見出したチィは、「スターアイプリになれば一番星になれる」との決意を胸にアイプリとしての活動を始めたのだった。
その後チィは近況報告の手紙を何度か茜に送るものの、返事が返ってくることはない。
そんなある日、チィの母親経由で手紙が届く。それは母親曰く「もう会えないくらい遠くへ行ってしまった」茜からのものだった。
茜からの最後の手紙、そこには「チィちゃん いちばん星になってね」と書かれていた。
つまり、チィが目指していたものの背景には茜との最後の約束があったのだ。
アイプリの外と中の外見が殆ど変わらない理由は、おそらくどこかで見ている茜に気づいてほしいからではないかと考察されている。
また、親戚のお姉さんである茜は、当時のチィや女児向けのアニメである事を配慮してぼかされているが、作中の描写から察するに、茜は重い病気か何かで亡くなったと思われる。その前話である30話に登場したチィのハロウィン衣装と同じ格好した幽霊(チィと何故かひまりとみつきしか見えてなかった)は、亡くなった茜だった説がある(始終素顔は見せなかった)。しかしチィなら茜に気づかないはずがない、と考察する視聴者もおり、真相は視聴者に委ねられる形になっている。
その約束の日から丁度5年が経とうとしている中でバズリウムチェンジが出来ない事に焦りを見出すチィだったが、「大切なのは一番になることではなく届けたい気持ち」との言葉を受け、「一番星は人それぞれ」という茜からの言葉を思い出し決意を新たにする。
一番に固執するのではなく、遠くにいる茜や見てくれるプリとも達に想いを届けられる、その人達にとっての一番星になるとの決意を胸にチィはバズリウムの輝きを身に纏うのだった。
楽曲
曲名 | 作詞 | 作曲 | 編曲 |
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GIRA GIRA STAR | mekakushe, 笹川真生 | 笹川真生 | 笹川真生 |
筐体曲
曲名 | 作詞 | 作曲 | 編曲 |
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チィのひみつマイソング♪ | 三重野瞳 | michitomo | 新山俊也(GOLDTAIL) |
ハピハピハッピー☆マイバースデー | 宮嶋淳子(SUPA LOVE) | 木下龍平(SUPA LOVE) | 木下龍平(SUPA LOVE) |
声優について
CVの大地葉は3世代前の『アイドルタイムプリパラ』に虹色にの役で出演して以来のレギュラーとなる(その間にスピンオフのキンプリSSSで幼少期の十王院カケル役を挟む)。
『アイプリバース』筐体ではチィに先んじて第3弾でにのが登場した。
関連タグ
涼野いと‥4世代前の登場人物。ロックが好きでイメージカラーが紫と言う共通点があるが、プリズムライブでの使用楽器はキーボードである。
上葉みあ‥5世代前の登場人物。負けず嫌い、目立ちたがり、一番が口癖という共通点がある。
以下第40話のネタバレ注意
バズリウムチェンジを果たしたり、自身が人気ランキングの上位に入った事で徐々に自信を取り戻していくチィだったが…
そんな自分をも退けランキング一位に君臨するつむぎを見てその自信に再び暗雲が差し込める。
さらには「本当は一番でいたかったのではないか」とチィを唆す謎の声によってチィの心情は次第に揺れ動いていく。
そして日に日に増していくつむぎの輝きに一番星の輝きを見出したチィはついに
「私がこんな風に輝きたかった……つむぎみたいになりたかった……!!」と、奥歯を噛みしめながらその心情を吐露した。
「一番星には……届かない……」
大粒の涙と共に絞り出したその言葉と共にチィの心はついに折れ……