ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ドラヴィダ語族の編集履歴

2025-02-02 04:55:37 バージョン

ドラヴィダ語族

どらゔぃだごぞく

言語の系統による分類のひとつ。主に南インドに分布する言語群が含まれる。

概要

言語をその起源に基づいて系統別に分類したグループの一つ。

例外もあるが、基本的にはインドスリランカの言語と思って差し支えない。というよりも、「ドラヴィダ」という語自体がサンスクリットで南インドの諸言語やその話者を指すdrāviḍaに由来するものである。

北インドで用いられているインド・ヨーロッパ語族インド・イラン語派の言語群とは全くの別物ではあるものの、ヒンドゥー教の影響でサンスクリットから多数の借用語を取り入れるなどの影響を受けている関係で共通項も少なくない。

古代インダス文明で用いられていた言語群は未だ解読が完了していないもののドラヴィダ語族に属する言語だったのではないかとする説が有力である他、古代ペルシアエラムで用いられていたエラム語についてもドラヴィダ語族との関係が指摘されている。


小分類

現代のドラヴィダ語は主に南部、中南部、中部、北部の4グループに分類される。


南部ドラヴィダ語派

タミル語マラヤーラム語カンナダ語など

ドラヴィダ語族の有力言語の多くがこのグループに属する。


中南部ドラヴィダ語派

テルグ語、ゴーンディー語など

ドラヴィダ語族最大の話者数を抱えるテルグ語はこちらのグループ。


中部ドラヴィダ語派

コーラーミー語など

マハーラーシュトラ州やオリッサ州のいくつかの少数言語のみが含まれる。


北部ドラヴィダ語派

クルク語、ブラーフーイー語など

ビハール州周辺のいくつかの少数言語が含まれる他、ブラーフーイー語はパキスタンに話者が分布しており北インドに残ったドラヴィダ語として知られる。


関連タグ

言語

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました