浜守一郎
はましゅいちろう
「籠城戦だぁぁぁ!」
プロフィール
概要
『落第忍者乱太郎』54巻及び、アニメ『忍たま乱太郎』における23期22話で初登場。マツホド城の支城・ホドホド城跡で1人籠城していた少年。
先祖代々マツホド城に仕える忍者の家柄であったが、曽祖父が現役の頃に戦で敗れ一晩でホドホド城が落城したために、どこの城にも雇って貰えなかったという不遇の時代を過ごす。
そして最近になり、ホドホド城の立地が他の城にとって都合のいい場所である事が判明したのを機に、守一郎は汚名をそそぐために籠城作戦を決行、この行動が幽霊城の噂として近隣に流れ、調査に向かった一年は組を巻き込んだ騒動となった(原作ではドクたまも巻き込んでいる)。
原作55巻・アニメ23期61話で忍術学園に編入。アニメでは編入当日、斉藤タカ丸の考案により開かれたサプライズパーティーにて、忍術学園の忍たま全員に温かく歓迎される事になった。24期ではさっそくOPとEDにも登場している。
クラスは四年ろ組、委員会は自分で委員会を決めきれないだろうと学級委員長委員会からくじを渡された結果、用具委員会に決まった。忍たま長屋では同じクラスの田村三木ヱ門と同室。
人物
熱い性格の熱血漢だが、笑いの沸点が極めて低く安藤先生の下らないギャグでも笑ってしまう。アニメ版ではこれが原因で、四年生全員の怒りを買ってしまった事も。
学園に編入する以前は、曾祖父に授業料を払って忍者の修行をつけてもらっていたが、70年以上前の知識であるために一部時代遅れで、特に火器・火薬関係の知識が欠けている。
だが、同じく編入組のタカ丸と違い古いとは言え基礎知識はあるので、年齢一致の四年生になる(そのため、タカ丸よりも忍者の基礎知識はあると思われる)。
また曽祖父は耳が遠いため、聞こえる様に大声で喋る癖がついてしまっている。
能力
得意武器は『南蛮鉤』。これは二股に別れた代わり十手の一種で、広いアーチ状の股の部分で敵陣を受け止め、また腕や足首などを抑え捕る。元来の用途が『捕らえる』ための物であるため、殺傷力は抑えられている。
何故人の来ない城で、接近戦に向いている南蛮鉤を得意武器にしていたのか守一郎自身も考えた事もなかった様だが、「手に馴染んで好きだった」との事。
これに関して留三郎は、「13歳という若さでたった1人で攻めてこない城を籠城していた事で無意識に人と関わり合いたいから選んだのでは」と考察している(30期32話『籠城の記憶の段』より)。
上述にもある通り、火薬武器の知識が皆無なのが弱点。また笑い上戸と大声なのが問題であり、忍者を目指す上で直した方が良いとされている。