赤と黒の鎧をまとっており、闇の力を持つ。
ボスであるマルスが13年の間封印されていたにも拘らず、その間パライストラや聖域に時間を掛けて巣食うなど段取りの良さは歴代の敵の中でもなかなかのものである。
闇の小宇宙を持ち、この小宇宙は通常の小宇宙を持つ者の体の動きを鈍らせたりする作用がある模様(9話でユナや檄が「体が重い」と言っている)。
更にパライストラ地下の牢獄には聖闘士の力たる小宇宙を抑制するシステムをつけたりメンバーの中にも小宇宙を吸い取る技を持つ者が存在する等、聖闘士の能力を根本から封じる等聖闘士の天敵とも考えられる。
各メンバーは昆虫をモチーフとしている。また、複数で1つの名を名乗る者もいる。
幹部クラスの者は「ハイマーシアン」と呼ばれるが、今の所登場したのはソニアのみ。
劇中の描写から判断するに、一般の火星士は(普通の)青銅聖闘士と互角で雑兵はそれ以下程度の実力のようで、現在マルス軍の主力を務めているのが、本来なら敵である白銀聖闘士というある意味情けない状態とも言える。
ハイマーシアンの水準は不明だが、ソニアは同世代の青銅聖闘士の中で上位クラス(白銀聖闘士に勝てるレベル)の蒼摩と互角に近い勝負をしており、白銀聖闘士に準じるクラスであると思われる。
火星士のメンバー
マンティスのオルデキュア
斥候部隊に所属。3話で蒼摩、光牙と対峙し2人に倒され逃亡するが、上位の火星士に殺害される。
スパイダーのラーニョ
3人1組。小宇宙を吸い取る糸を操る。8話で光牙と対戦し倒される。
ビートル兄弟
アントのラジンスキー
16話で登場。数人の部下アント隊を率いる。
ハイマーシアン
ホーネットのソニア
長い髪の女性火星士。マルスの娘。
雑兵火星士(階級名称は不明)
個別の戦闘力ではさほどではないものの総じて大柄で、その数はやたらと多い。
別名・表記ゆれ
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以下雑誌ネタバレ
13年前のアテナ軍との戦争時、青銅一軍を苦戦させた「マルス四天王」がおり、43話で魚座のアモールにより復活する。
この四天王らしき、マント姿の顔を隠した4人が29話からのOP冒頭に登場しているが、その詳細は不明である。
名前が雑誌で明らかになっているが、顔はいずれもマスクで隠されている。