概要
CV:深見梨加(OVA版)
CV:高木早苗(ゲーム版)
DIOにスタンドの存在と能力の発現のさせ方を教えた張本人であり、本人もスタンド使い。
スタンドは「ジャスティス(正義)」。
作中ではエンヤ婆としか呼ばれてないが、本名はエンヤ・ガイル。
「ハングドマン(吊された男)」のスタンド使いJ・ガイルの母親で、息子と同じく両手とも右手。息子を異常なまでに溺愛しており、性犯罪者(強姦殺人犯)である彼を正当化する言動をみせている。
J・ガイルがポルナレフに妹の仇討ちで殺されて以降は、彼とジョースター一行、さらには息子とコンビを組んでいたホル・ホースに対しても逆恨みとも呼べる憎悪を示す。息子を失い冷静さを失ったことで、DIOからは内心見放されていたらしく、承太郎たちに「DIOのスタンド能力の手がかり」として生かされていたものの最期は彼の「肉の芽」によって死亡する。
DIOのスタンド能力は彼女がディアボロから買い受けた「弓と矢」によるものであり、それらは4部以降で重要なアイテムとなる。言い換えれば、世界中にスタンド使いを増やすきっかけになった人物とも言える。
ポルナレフに「ジョイナー以上」と評される脚力等、老婆とは思えないほどの驚異的な体力を誇る。
OVA版アニメではジャスティスの能力で自身も若く美しい姿に擬態してみせており、ファンの一部からは「エンヤ姐」とも呼ばれている。
スタンド 「正義(ジャスティス)」
王冠を被った巨大な骸骨のようなスタンド。
霧を操り、死体や傷のついた人間を意のままに操ることができる。
霧の効果は広範囲に及び、荒野の墓場を一つの町に作り変えてしまうほど。あまりの強力さに、ジョセフから「とんでもない執念のスタンドパワーの持ち主」と感心された。