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ハンマ・ハンマの編集履歴

2013-02-08 00:31:55 バージョン

ハンマ・ハンマ

はんまはんま

AMX-103ハンマ・ハンマ(HAMMA-HAMMA)は、テレビアニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場する架空の兵器。

AMX-103ハンマ・ハンマ(HAMMA-HAMMA)は、テレビアニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場する架空の兵器。

ネオ・ジオン軍のサイコミュ搭載試作型モビルスーツMS)である。

名前の由来はハマーン・カーンから採られたという説がある。


主なパイロットはマシュマー・セロ、ハンス・シュミットなど。


機体説明

AMX-004 キュベレイによってニュータイプ専用MSの開発に成功していたネオ・ジオンは、一般兵にも使用可能な改良サイコミュを搭載した量産型MSの開発に着手。

そして試作機としてロールアウトしたのがこの機体である。

MSとしては特異なシルエットを有している。

当初はキュベレイの後継機として開発され、全身に配されたスラスターの総合推力はMSΖ-006 Ζガンダムを始め同時期の機体のほとんどを凌駕し、高い機動性を誇る。


しかし、機体とジェネレーターのマッチングが悪く、本体搭載ビーム兵器の定格出力が発揮出来ない欠点が存在する。

そのため、独立したジェネレータを搭載するメガ粒子砲を外付けのシールドに内蔵する事で、ある程度の改善が図られている。

このシールドは材質がガンダリウム合金製で装甲厚が300mmもあるため通常のビームサーベルでは容易に切断できない。

またこの機の特徴としてジオングの有線誘導ビームハンドを改良した3連装ビーム砲搭載の有線式アームを装備し、誘導ワイヤーを片側最大50m伸ばすことで直径100mのオールレンジ攻撃が可能。


ハイスペックな機体ではあるが、総じてバランスが悪く、MSとしての完成度は高くはない。

また、オールレンジ攻撃に必要な一般兵用サイコミュが未完成だったため、実戦では有線式アームは通常のフレキシブル・アームとしてしか活用出来なかった(ただし搭乗者がニュータイプであれば本来の使い方が可能だった)。

これらの理由からハンマ・ハンマは量産化には至らず、一般兵用サイコミュ搭載MSの開発は、後発のAMX-014 ドーベン・ウルフに引き継がれる事となる。

一方で、極左テロ組織「カメラード」に譲渡された機体はアナハイム・エレクトロニクス社の互換パーツを用い、ある程度の性能低下と引き換えに運用効率を向上させている。


また、後に第二次ネオ・ジオン抗争後のラプラスの箱を巡る戦いにて、本機と特徴の似た機体として、ギラ・ズールのカスタム機であるローゼン・ズールが開発されている他、ゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望 アクシズの脅威』では、グレミー・トト軍の制式カラーである灰色に塗装されたハンマ・ハンマ(グレミー軍仕様)が登場する。


量産型ハンマ・ハンマ

後に、初代「SDガンダム Gジェネレーション」にて、オリジナル機体として量産型機が登場する。

有線アームを左腕のみに限定してコストの削減を図ると共に、サイコミュを準サイコミュ(インコムと同じような、コンピュータのアシストにより動作する擬似サイコミュ兵器)に変更して扱いを容易にした。

しかし、ビーム砲の問題を解決できず、正式量産はされなかった(ペーパープランでそもそも量産すらされなかったとも言われている)。


機体データ

型式番号 AMX-103

所属 ネオ・ジオン

建造 ネオ・ジオン

生産形態 試作機

全高 21.5m

本体重量 40.3t

全備重量 79.4t

出力 3,820kW

センサー有効半径 14,200m

装甲材質 ガンダリウム合金

武装 ビームサーベル×2

3連装ビーム砲×2

メガ粒子砲付シールド


関連イラスト

AMX-103 ハンマ・ハンマ


関連タグ

量産型ハンマ・ハンマ ドーベン・ウルフ

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