基本概要
武器は大金棒の鈍砕骨(どんさいこつ)。
一人称は「ワタシ」で、主人公・北郷一刀に対する呼び方は「好色漢」「色情魔」「貴様」→「お前」→「お館」(最終的にこれに統一される)と少しずつ改善されていく。
肌が極度に敏感で擽られるだけで感じてしまう。どれくらいの感度かと言うと、体のどの部分であろうと触れられただけで感じてしまい、艶声を上げてしまうくらいに敏感なレベルである。なんというエロ体質……。
当初は犬が苦手だったが、克服しようという気はあるらしく、恋(呂布)の愛犬セキトを相手に頭を撫でる練習をしていたこともある。
劉備軍に降る前から桔梗(厳顔)の下についており、今なおその素行についてお叱りを受けることもしばしば。
武人としては自信家であるが、それ以外のことにおいては落ち込みやすく、
(一刀から見て)弱気モードになると泣いたり、口調が女らしくなったりしてしまう。
容姿に関して
黒い髪に白いメッシュが特徴的だが、その髪のデザインがブラックジャックに似ていることから、
「ブラックジャッ子」という愛称をつけられた。
作品による相違点
真・恋姫†無双(PC原作版)
猪突猛進気味なところはあるが、一騎当千の猛将。
桔梗(厳顔)と共に当初は蜀(劉ショウ)軍に敵対、蒲公英(馬岱)の罠によって捕虜となるが、その時に出会った桃香(劉備)に一目惚れしてしまい、そのまま幕下に加わることに。さすがだぜ大徳。
それ以来、焔耶が桃香に心酔し、過剰なまでの好意を寄せていることは周りの人間には周知の事実だが本人は否定、桃香自身は天然なので気付いていない。罪な女だ、大徳。
一方、桃香と仲睦まじい北郷一刀に対しては、当初は色欲魔で軟弱な男と見下すと同時に軽蔑しており、そんな彼が桃香と同等の地位にある事が許容できず、一刀の事を認めようとはしない上に嫉妬心から毛嫌いしていた。
後に一刀の才覚を認め「お館」と呼ぶようになり、様々な事件を通して次第に一刀に惹かれていくようになる。
蒲公英(馬岱)とは、最初に出会った時の事もあってか、犬猿の仲であり、焔耶は蒲公英から「体育会系の脳筋女」と言われている。
蒲公英の仕掛ける罠に焔耶はよく引っかかり、間違ったエロ知識を吹き込まれたりもしていた。
萌将伝
ある時、とある一件で窮地に立たされていた一刀を助けるべく、自らの機転で彼の危機に駆けつけた。
その後、その時の礼として焔耶は一刀からゴスロリ服をプレゼントされている。
この事がきっかけになり、自身の一刀に対する気持ちが恋なのだと焔耶自身認め、その想いを告げた後は出会ったばかり頃のような理不尽な態度はほとんど見せなくなった(あくまで一刀談だが、焔耶も満更ではない模様)
蒲公英とは相変わらず犬猿の仲で、「脳筋」と揶揄される事もしばしば。
しかし、なんだかんだでケンカするほど仲が良いようにも見える。
また、稟(郭嘉)と共に美羽(袁術)と七乃(張勲)に歌やダンスの指導を行っている。(焔耶の中の人が某ボーイッシュ系アイドルである為)
アニメ版真・恋姫†無双(第1期~第2期)
桔梗とは師と弟子の関係であるが、母と娘のような関係にも描かれている。ちなみに鈍砕骨は元々は桔梗の得物となっている。(アニメ版設定)
当初は剣を使用していたが、トラブルに巻き込んでしまった桃香を護る過程で折れてしまっており、その後、桃香達の旅に同行する際に餞別として桔梗から鈍砕骨が贈られた。
ちなみに、アニメ版でも桃香に惹かれているが、この時の桃香に対する愛情は、亡き姉と彼女が生き写しであるが故のもので、百合というよりはシスコンの側面が強い。
また、蒲公英とは原作ゲーム版とは異なり、互いの真名を預け合う仲である。
OVA版
聖フランチェスカ学園1年。
学園祭の際、『BJ!魏延』としてリングに上がることになったが、それが野球拳の試合だったとは知らなかったようだ。