張勲
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ちょうくん
複数存在するが、ここでは三国志の武将を紹介する
袁術配下の武将(生没年不明)。
正史によれば、孫策が袁術に身を寄せていた時、張勲はまだ20歳前後の孫策を高く評価していたという。193年3月、袁術が陳温、陳瑀を排除して揚州に拠点を移すと、橋蕤と共に大将軍に任じられた。197年春、袁術が皇帝を僭称した際にもこれに従った。
袁術の僭称直後、呂布軍に戦いを挑むも離間の計により味方に裏切られて大敗を喫するもどうにか生還する。
同年、袁術に従い橋蕤らと共に陳王の劉寵を滅ぼすが、曹操が自ら袁術討伐の兵を率いてくると、袁術は張勲ら諸将を留まらせ、淮南に逃げ帰ってしまう。橋蕤と共に陳の守備軍として迎え撃つも大敗。同僚の橋蕤や李豊・梁綱・楽就らも討ち取られ、命からがら袁術の元に逃げ帰っている。
袁術の死後は、以前親しかった孫策を頼ろうとするも、その途上でかつては同じ袁術配下であった廬江太守・劉勲に捕らえられてしまう。
その後の消息は不明。
三国志演義
袁術配下の大将軍として登場。20万の大軍を率いて呂布と対峙するが、その猛攻撃を受けて敗退。それ以後物語には登場しない。
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すべて見る- 新説三国志演義一巻 黄天の空(上)
二幕⑤ 救出大作戦
閻象 「なんだこの小刀は?」 丁布 「え、いや。生き恥さらしたくないかと思って」 閻象 「自害しろと!?」 丁布 「え、うーわ。まじか。責任とか取らんの?」 閻象 「これだからガキはっ! よいか。責任を取るのならば、死ぬことでとるのではなく、挽回することをこそ、考えるべきだ」 丁布 「ほう」 閻象 「そして、私は挽回した。賊を見事捕え、処刑することの一助となったであろう」 丁布 「うーわ。この人マジか」 閻象:字はオリジナル。軍師キャラだから『智』の字を使い、名前の象から意味を取って『形』を用いた。 献策しては却下される残念軍師。性格もアクが強いが、なんだかんだで部下からは慕われている。(こいつ見捨てたらすぐに死にそう)って思われている。袁術や紀霊からも同様の評価。 丁布:バトルパート。不完全燃焼。 紀霊:間近で丁布の戦闘を見て、呆然としている。 張勲:間近で丁布の戦闘を見て、同じ人間とは思えなくなっている。 袁術:部下が問題児ばかりでまとめるのに苦労している十歳児。 馬元義:達人クラスの腕をもっているが、それでも規格外には勝てなかった。とはいえ、本気で仕留めにかかっていれば、もう少し丁布は苦戦していた。誤算は、丁布の想定外の膂力。空中に放れば無力化できると考えたのが誤算だった。 唐周:顎が外れているので、歯を食いしばれず「あ」しか話せない。7,256文字pixiv小説作品 - 新説三国志演義一巻 黄天の空(上)
三幕① 皇后の兄
丁布 「………………」 袁術 「………なんじゃ、その目は」 丁布 「のじゃ姫は本当はのじゃ姫じゃなかったのか」 袁術 「誰がのじゃ姫じゃ!? こんな喋り方が素の訳なかろう!」 丁布 「素の方が年相応でいいんじゃねえの?」 袁術 「年相応に見られては困るからやっておるんじゃ! 余計な口出しは無用ぞ!!」 丁布 「はいはい。偉くなるのも大変だぁな」 何進:ババンと登場。後漢組の重要人物。 この男、かなり優秀だったと佐久彦は見ている。というか、経歴だけ見ても疎漏もないし十分有能。 ただ、彼の欠点は身内に甘いこと。そのせいで、後々残念な結果になります。彼が生きてさえいれば、董卓の専横もなかったのではないだろうか。 ギャルギャルしい何霊の兄ということで、チャラさを増し増しでキャラメイクしましたが、袁術と組ませたことでただの気のいい親戚の叔父さんみたいになっちゃった。 袁術:後の袁術の行動を見ていても、自分が直接手を汚すことはせずに搦め手で策を弄すというタイプに感じれたので、血を見るのが苦手という属性を付加。 史実では、馬元義の処刑には袁術は一切絡んでいないので、この辺りは完全に佐久彦のオリジナル。しかし、実際に袁術が動いたと知る者はほとんどいないので、歴史的には大きな違いは生まれていない、という解釈。 紀霊:実は袁紹から袁術に送り込まれた人間。前の巻で紀霊が『若』と呼んでいるのが袁紹のこと。そんな裏設定をチョイ出し。 丁布:予想外に外戚と繋がりをもてたことで、丁布としては望外の報酬。逆に褒美がデカすぎてちょっとビビり気味。 張勲:お片付け要因。死体の片づけとか、血の処理とか。大変そう。 閻象:お片付け要因。死体の片づけとか、血の処理とか。大変そう。 三幕:三幕は二月のお話。黄巾の初動に対して、後漢側の処理を物語っていく。4,872文字pixiv小説作品 がんばれ紀霊 びりびり将軍~拙者が乙女になった理由~
単発。資格勉強の休憩中に恋姫無双のネット小説を読んだのがきっかけで思いついたネタ。コーエーの無双でもそろそろプレイアブル化してくれないものか。3,236文字pixiv小説作品- 新説三国志演義0.5巻 SS's
四幕⑧ 幼き才女
張勲 「ひい様は!」 袁家兵「かわいい!!」 張勲 「ひい様は!」 袁家兵「天才!!」 張勲 「ひい様は!」 袁家兵「この世に舞い降りた!」 張勲・兵「「天使!!」」 袁術 「………………なんじゃこの………なんじゃ?」 紀霊 「うっわぁ」ドンビキ 袁術:今回の女体化マジック犠牲者。キャラモデルは美羽様。 正直、史実の袁術はタイミングが悪かっただけで、すごい頭のいい立ち回りをしていたと思うの。 紀霊:三尖刀の使い手。字はオリジナル。霊に対して幽って漢字を使って、元は字でよく使われる人気文字だから組み入れた。 袁紹から妹の面倒を見てやってほしいと言われて袁術の下についた。苦労性のお兄ちゃん。 張勲:恋姫では軍師タイプの癖に、調べてみたらバリバリ肉体派だった。オカマいないじゃん。オカマは最強だし。よし作ろう。ということで作った。ビジュアルモデルは何となく、『桜蘭高校ホスト部』のハルヒパパをイメージ。 字はオリジナル。勲に対して同読みの君を使い、後は語感で馬を使用。姫様に「くんばぁ」って言わせたかっただけ。 蹇回:時の権力者。の親族。蹇回は史実では蹇碵の叔父ということしか名前が出てこないので、名前をオリジナルで与えた。 曹操:途中に挿入された小話は史実。 張角:遂に登場。黄巾の乱の首謀者。詳しくは終幕にて。 四幕:はい、というわけで、四幕も終了。あとは死国志やって、終幕やって、あとがきやったら0.5巻は終了。一巻に続きます。 四幕の流れは具体的に黄巾の乱に影響されて動き始めた人たちのお話。 ここまで書いて、プロットを一切作ってなかったんだぜ。だから話が収集着くのか五里霧中だったけど、気付いたらなんか大筋が各幕ごとにできててびっくりした記憶がある。 そもそもこの話、2007年に書き始めて、途中大学に落ちて浪人してとかいろいろあって更新が滞ったりしてたから、完結までに八年かけてるからね。筆が遅いなんてレベルじゃないし、初期の頃の読者なんてとっくにいなくなってる。それでもこうしてなんとか書き綴ってしまいました。生き恥ですね。でもこれからも生き恥晒しますんでよろしくお願いしまーす。6,369文字pixiv小説作品 - 新説三国志演義一巻 黄天の空(上)
二幕② 脱落
馬芳 「紀幽元に張君馬。どこに隠れてたんですか?」 紀霊 「あ? あれだ。床下」 梁宇 「下の方からの気配ってそれかー。てかびっくりした。足斬られたのに、痛みとかなかった」 紀霊 「おお。無駄な痛みなく殺せてたんならそりゃよかった」 張勲 「この会話に違和感感じるの、アタシだけかしら~」 馬芳:死亡。決死の思いで託した伝言は伝わらず。 梁宇:死亡。必死の思いで伝えようとした情報ごと闇に沈む。 呂強:実は生きてた。 紀霊:袁術の命令で鼠取り中。とらえたネズミはメスだった。 張勲:袁術の命令で鼠取り中。とらえたネズミはオスだった。5,639文字pixiv小説作品