概要
ウモン・サモンがチェンバロ作戦(ソロモン攻略戦)前に資材を(勝手に)用いて乗機のボールを改修した機体。
アムロ・レイの乗るガンダムの活躍にあやかり、ボールに自作のガンダムの顔を付けただけというもので、正式な計画に則った改修ではない為、機体の重量バランスは悪く、また前方カメラも塞いでしまう為、視界も狭い。
それでもなお、巨大なガンダムフェイスを取り付けたボールの存在はソロモンという混乱を伴った戦場で誤報を招き、一説にはアナベル・ガトーはこのBガンダムが慣性飛行している所を目撃した兵士が「ガンダムが撃墜された」と誤認し、前線を離れてしまった為にソロモンに本物のガンダムの接近を許してしまったとも、前衛のジムとガンダムフェイスとの比較から通常のモビルスーツよりも大型だった為、ジオングもそれに対抗する為に40メートル級の機体に設計されたとも言われている。ただしこれらはあくまで噂である。
加えて、戦後に開発されるガンダムTR-1[ヘイズル]の「ガンダムタイプMSが戦場に与える影響」の結果を一足先にソロモンで示してしまっているのもまた皮肉である。
しかし、ウモンはこの機体を用いて(威嚇効果や誤報の結果、偶然の産物も含めてだが)リック・ドムを6機撃墜するという快挙を上げた。しかし、この戦闘におけるアムロ・レイの活躍があまりにも目覚ましかった為、その戦果も埋もれてしまった(ただしウモン本人はこの時のエピソードを老いてもなお自分の武勇伝として語っている)。