概要
モチーフ:トラ
異名:ジャングルの守護神
ジャングルの警備を担当するトラ型レプリロイドで、数少なくなった野生動物を密漁者の手から守っていた。太陽光をエネルギー源としており、両手に装備する長い光の爪が最大の武器。
動きは俊敏で、素早い動きで相手を翻弄し、強力な爪の一撃で相手を仕留める。
ドップラーに洗脳されてイレギュラーとなってからは、ジャングルを前線基地にしてしまった。
強豪が揃うX3の8大ボスの中では、強さは中堅ランク。X1のシグマ、X2のフレイム・スタッガーのように素早く壁を移動しながら、威力の高い爪攻撃や、光の玉をばらまく「レイスプラッシャー」を仕様する。
使用技
- 爪攻撃1
壁に掴まった状態から、素早くエックスの元に飛びかかって爪で斬りつける攻撃。
威力が高く、スピードも速い為初見ではややかわし辛い。
- レイスプラッシャー
尻尾の先から光の玉を六発続けてばら撒く攻撃。それぞれに軌道が異なるのでかわし辛いように見えるが、実はエックスに向かって飛んでくるのは3発目のみ。
- 爪攻撃2
赤い光を纏って無敵状態となり、エックスに向かって突進して爪で斬りつける攻撃。
赤く光っている間は一切の攻撃を受けつけないが、攻撃が終わった後は長い硬直時間がある。
獲得武器及び弱点武器
獲得武器:レイスプラッシャー
前方に向かって無数の光の玉をマシンガンのごとく連射する。一発の威力が低い為ザコにはあまり有効ではないが、ボスキャラクターはこの武器を苦手とする者が多く重宝する。
グラビティー・ビートブード、マンダレーラBB、VAVAMk-Ⅱ(ライドアーマー含む)に有効。
チャージショットは、頭上に光のレンズを出現させ、広範囲に光の玉を降らす。
弱点武器:スピニングブレード
タイガードが壁に掴まった状態で当てるとタイガードが落下し、また逆の壁に掴まろうとするので、パターンに嵌める事が出来る。
漫画版での描写
ゲームと同じく、野生動物を保護するレプリロイドである。大きな相違点として、野生動物と心を通わせる事が出来、恋人の雌トラ(本物)までいる。
その恋人を密漁者に傷つけられたことで人間に対する憎悪に取りつかれてしまい、その心の隙をドップラーに衝かれワームによって洗脳され、動物を傷つける人間と人間の味方をするレプリロイド(つまりエックス)を殺すようにと吹き込まれ狂気のままに殺人マシーンと化していた。
不意打ちとはいえゼロをビームクローの攻撃一発で倒し、エックスをも圧倒したが、戦闘の際に起こしてしまった火災を消火する為に気象コントローラーが雨を降らせ、エネルギー供給を断たれてしまったところを倒され、一度は機能停止するも、ゼロに手当てされた恋人の雌トラのおかげで機能が復活して正気に戻る。その一部始終を見た仲間たち(全員本物のトラ)から祝福された。
その為破壊はされず、他のボスとともに生存する(漫画版X3ではシザース・シュリンプァー、アシッド・シーフォースの2体以外は生存)。後にケイン博士によってホーネック・バッファリオ・マサイダーと共に手術でワームを除去され完全復帰する。
終盤ではナイトメアポリスに敗れ処刑寸前となったエックスに強化パーツのデータを届ける為、敢えて裏切った敵地に戻り満身創痍になりながらもデータ入手し、ケイン博士に渡した。