- 『ダイナソア』に登場する吟遊詩人。
- 『聖剣伝説3』の登場人物。
- 『ファイアーエムブレム 烈火の剣』の登場キャラクター。→ヒース(烈火の剣)
- 『ポケットモンスター』シリーズの登場人物。
- ソード・ワールドRPGリプレイ第6部・通称へっぽこーずにPCにとして登場するソーサラー・ヒースクリフ・セイバーヘーゲンの愛称。
- 実在の俳優。→ヒース・レジャー
- X JAPANのベース奏者、歌手。
当記事では、2と4について解説する。
聖剣伝説3のヒース
聖都ウェンデルで神官を務めている好青年。ホーリーボールを始めとした光属性の魔法の他、後述するその生い立ち故か呪法の解除を得意としている。主人公の1人であるシャルロットの憧れの対象である。pixivで検索した場合もその大半がシャルロットとペアで描かれていることが多い。
ウェンデルに程近い町のアストリアまで侵攻してきたビースト兵と、それとほぼ同時期に起こっている謎の現象の調査のために派遣していたところ、突如現れた死を喰らう男の急襲からシャルロットを庇い、そのまま連れ浚われてしまった。
この出来事はシャルロットの旅立ちの動機ともなっているが……再び彼と再会出来た時には、既に彼は堕ちた聖者へと変貌してしまっていた。
堕ちた聖者
死を喰らう男に連れさらわれた後、彼のボスである仮面の道士によって闇に染められてしまったヒースの姿。
シャルロットを選ぶ、またはケヴィンのパーティーに加えてプレイした場合、必死にヒースの目を覚まそうと何度も彼に呼びかけるが、彼はそれに答えない……そしてそのまま最愛の彼との戦いが始まり、悲壮感が漂うほど悲しいバトルとなるのだが、そんな事考えている暇がないほどの鬼畜性能でプレイヤーを追い詰める。
ちびっ子状態にして攻撃力を激減させてしまうフレイア、沈黙で魔法と特殊能力を封じ込めるマルドゥーク、猛毒でじわじわと苦しめるヨルムンガンドと言った召喚魔法のオンパレードの数々の他、
全能力を下げるステータス低下魔法のブラックカースをかけてからのパーティーへ放たれるホーリーボールやセイントビームと言った光魔法。そして、彼の最大の恐ろしいところはそんな攻撃の最中にヒールライトで自分のHPを回復してしまうこれが紅蓮の魔導師や美獣と違う最大の点である。
ただでさえ、ステータス異常(特に沈黙)でアイテム欄が圧迫され、(沈黙で)碌に回復が追いつかないのに、あろうことか向こうは回復して長期戦を強制的に強いらせるのだ、当時回復が追いつかず、アイテムが底を尽きて堕ちた聖者に何度も全滅させられたプレイヤーは多かったのではなかろうか。
そんな不条理の塊と思われがちなヒースだが、唯一の弱点としてMPは無限ではないので攻撃したときに相手のMPを吸収するリーフセイバーや同じ効果をもつアイテムクロウラーの爪でMPを全て奪えば倒すのは容易になるといったところか。
その死闘を終えると、正気に戻った彼の口から自らが闇に染まった理由とその生い立ちを聞くことが出来る。
ヒースは、仮面の道士と名乗る男の正体であるかつてウェンデルで闇の神官として働いていたベルガーの1人息子であると言う事実が明らかになる。
ある日ベルガーはある1人の少女を救うために禁呪である闇の呪法に手を伸ばし、その呪法の解読に成功したものの時既に遅く、その少女は既にこの世にはいなかったのだった。
少女を救えなかった事に落胆するベルガーに追い討ちをかけるように、ウェンデルは呪法に手を伸ばしたベルガーを追放、さらにその呪法にかけられた呪いにより顔と心までもが醜く歪み、世界を全て死の世界に変えるという歪んだ思想に取り憑かれてしまっていた。
その余りにも変貌した父の姿を見て、優しい心を持った父に戻したかったとヒースは語るのだが、時すでに遅く、ダークリッチとなった父に同じように闇に染まったヒースは最後に父を倒してほしいとパーティーに告げ自らの命を魔法で断つのであった。
後に発売されるH.O.Mで普通に語られていた闇の神殿や闇の神官という単語が3の時点でなかったことや、ベルガーが起こした事件を鑑みるに、表向きは好青年に見えるヒースであるが、その裏では言葉に出来ないほどの壮絶な人生を歩んできたことは想像に難くないだろう。
尚、ダークリッチを倒し、かつパーティーにシャルロットがいた場合のみ、フェアリーの命を貰ったヒースとの感動の再会イベントが加わる。
ポケモンシリーズのヒース
エメラルドバージョンに登場するフロンティアブレーンの一人。肩書きは「ドームスーパースター」。彼の施設では3体の内、2体を選んで戦う。
使用ポケモン
銀シンボル時
・ボーマンダ
・ラグラージ
・リザードン
金シンボル時
・ラグラージ
・メタグロス
・ラティアス
アニメ
・ウインディ
・ラグラージ