ヴァジュリーラFFは、カプコンのゲームロックマンX3に登場するキャラクター。
概要
マンダレーラBBと共に行動するナイトメアポリスの一員。Dr.ドップラーの部下。
設定画等では大きな縦長の盾を装備しているが、ゲーム中では何故か使用していない。
Dr.ドップラーから「あのイレギュラーハンターをほかくせよ なるべく、いけどりでな。」と命令を受け
エックスの前に立ちふさがるが、対峙した際の彼のセリフは
「はかせのめいれいだ、きえてもらう」。
こいつ全く話を聞いていない。
<逃がした場合と、止めをさした場合の動画>
ロックマンゼロ2にも幻影で登場した。X3では使っていなかった縦長の盾を装備している。
漫画版
岩本佳浩氏が描いた漫画版ではクールな悪役として登場。
初登場時、ゼロの圧倒的な力に憧れていたホーネック副長を洗脳する。
『一度でも「力」を求めた者は…必ず「力」の魔力に屈服するのだ』
その後、マンダレーラBBと共にハンターベースを襲撃。
その際に改めて自己紹介をするが、そのチーム名(コンビ名?)をゼロに鼻で笑われてしまう。
「ナイトメアポリス? 悪夢警察とは面白い芸名だな」
一度はイレギュラーハンター達を窮地に陥れるも、覚醒したエックスに退けられる。
その圧倒的な力に驚かされるも、特に取り乱すこともなくあっさり引き下がってみせた。
どこまでもクールな悪役である。この時点では…
メぇぇぇ~~リぃぃぃぃぃクリっスマぁぁぁ--スぅ!!
最終局面にてエックスとゼロに挑戦状を叩き付け、真っ向勝負を挑む。
いきなりエックスの背後を取っておきながら見逃す余裕を見せ付ける。
『これで一回死んだなエックス…あっさりとパーティーを終わらせないでくださいね』
ドップラーの科学力により強化された力で終始エックスとゼロを圧倒し続け、完膚なきまでに叩き伏せた。
しかし、あえてとどめは刺さず、人類にとっての英雄である二人を公開処刑にすることで全人類に絶望を味わわせようと企む。決行日は十二月二十五日、クリスマス。
処刑方法は磔にされた二人に巨大なドリルが迫り、決行時間と共に到達するというものだが
わざわざエックスと同じ強度を持つロボットを用意し、処刑用のドリルで粉々に粉砕する所を中継し全世界に見せ付けるなど、悪趣味な行動を見せ始める。
そして、残された仲間たちが二人を助けるために必死の抵抗を続けている姿を見てこう言い放った。
『私は今はじめて自分がレプリロイドであることに感謝しているさ
そう…メカニロイドとは違い感情もって造られたことにな
でなければ絶望のドン底であがいている愚か者を見て悦に入ることもできんからなあ~~~~~』
その醜悪な本性を現し、ボロボロになりながらも助けに来た仲間をいたぶり、エックスの最後を見せ付けようとする。
そしてついに決行時間となりドリルが二人に到達、エックスは閃光に包まれた。
しかし、仲間が投げた強化チップによりエックスはギリギリ復活を果たしていた。
復活後、エックスが最初に漏らした言葉は、あまりに非道な仕打ちを繰り返したヴァジュリーラに対する怒りの声だった。
「レプリロイドに生まれたことを喜んでいたな…けどな すぐにそれを後悔させてやるよ
レプリロイドゆえに感じる恐れでな」
このシーンがあまりにも印象に残ったのか、岩本氏は公式サイトの日記で毎年クリスマスの日に彼を描いている。