概要
軍事的な全滅とは、特定の部隊が大損害を受けることである。部隊が組織的な軍事行動をできないほどの損害を受ければ全滅となり、これはおおよその数値にして戦闘開始前の構成数の3割であるとされる。
ちなみに壊滅は部隊の再編成が不可能なほどの損害を受けることを指し、5割以上の被害とされる。なお軍事用語では壊滅以上の被害規模を示す言葉は無い。
生物界においてはある種族が特定地域、範囲においてある生物が主に絶命を理由として一時的にいなくなること。または群れ等が死に絶えること。
絶滅と似ているが絶滅は地球上においてある種族が、全て存在しなくなったことを指す(雌雄が個体ごとに分かれる種については雌雄のどちらか片方が死滅した時点で絶滅が確定されるが、一応全て死に絶えるまでは絶滅とは呼ばれない)
一般的には文字通り「全て滅すること」を意味することが多い。
全員の死亡・敗北・戦闘不能、全体が駄目になることなどの状況を指す。
プレイヤーのパーティが全員やられることを全滅という表現で表すことが多い。
体力が「0」となる死亡・戦闘不能以外に、自力で回復できずターンや時間経過でも回復しない行動不能状態(例として「石化」「麻痺」などがよくこれにあたる)になると全滅判定となる作品もある。
ちなみに軍事用語に立ち戻って考えても5名前後の部隊なら間違いなく精鋭ぞろいの特殊部隊なので、最後の一人が息絶えるまで全滅ではないと言えなくも無い。
全滅した際の扱いは作品によって違うが、通常はゲームオーバーとなりセーブした時点からやり直し(リロード)になるか、特定の地点からのリスタートとなるものが多い。
(中にはその戦闘をやり直せる作品もあるが、あきらめた場合は大抵上記のどちらかになる)
リロードの場合はこまめなセーブを心がけるだけで良いが、セーブをし忘れたときの被害が大きい。リスタートの場合はセーブのし忘れがあっても進行度が反映されることが大きな利点だが、ゲーム性維持の為に何らかのペナルティ(特定地点まで戻されるか、アイテムや資金・ステータスが減少)が科せられることが多い。
ちなみにMMORPGなどオンラインでのゲーム性が高い種類では任意によるロードが著しくゲームの公平性を損なうため、リスタート方式を採用することがほとんどである。
またイベント失敗や主人公が死亡するなどするとその時点でゲームオーバーとなる作品があるが、容量を節約する必要のあった旧作などではこの時システム上「全滅」扱いになることもある。
pixivではゲーム作品に限らず、パーティ・チームが全滅している作品にこのタグがつけられることがある。