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セントロサウルスの編集履歴

2013-08-26 17:00:20 バージョン

セントロサウルス

せんとろさうるす

白亜紀後期の北米大陸に棲息していた角竜類である。

名前の由来

鼻の上の一本角から「角のある爬虫類」を意味する。

名称問題

セントロサウルス(Centrosaurus)は1904年に命名されたが,先に現生のトカゲに使用されており、エウセントロサウルス(Eucentrosaurus)に改名されたが、その後そのトカゲも改名されてしまったため、セントロサウルスとエウセントロサウルスの両方が有効となってしまった。多くの人はセントロサウルスの方を多く使用している。

またケントロサウルスとも表記できるため、ステゴサウルス類のケントロサウルス(Kentrosaurus)と混合されてしまう事もある。

形態

全長は6メートルで体重は推定2トン。

名前の由来となった鼻の上の角以外にも眼窩上部に小さな角上突起が存在する。フリルにも後端部の湾曲した一対の突起などの短い棘が周縁を囲んでいる。

樽状の胴体と太く頑丈な四肢に短い尾を持っていた。

ボーンベットが多数見つかっている事から群れで行動して、ダスプレトサウルスゴルゴサウルスなどから身を守っていたと考えられている。

白亜紀のアルバータ その2

セントロサウルスはセントロサウルス亜科に属する角竜で、スティラコサウルスパキリノサウルスなども属している。この種類の角竜は鼻の上の一本角が特徴だったが、白亜紀後半になるとパキリノサウルスのように骨質のコブへと変化していった。これは彼らの一本角は競争相手に致命傷を与える危険性が高かったために退化させた可能性が高い。

セントロサウルスの頭骨にはカスモサウルス亜科のトリケラトプスに比べて傷の数は10分の1程度だった。

化石

カナダ・アルバータ州ではあらゆる成長段階の個体の化石の他、皮膚痕化石も見つかっている。数千から一万頭にも及ぶ個体がまとまって発見されているが、洪水などの自然災害で死んだとされている。

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