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セントロサウルスの編集履歴

2024-10-19 23:14:08 バージョン

セントロサウルス

せんとろさうるす

白亜紀後期の北米大陸に棲息していた角竜である。

属名の由来

鼻の上の一本角から「先の鋭いトカゲ」を意味する。・・・というのは微妙に誤解。最初に発見された標本はフリルの一部であり、フリルから垂れ下がったトゲが折れて分離した状態であった。当時知られていた角竜(トリケラトプスモノクロニウスなど)のフリルには発達したトゲは存在しなかったことも手伝って、折れて分離したトゲは鼻角と解釈された。

結果、このトゲにちなんで「先の鋭い爬虫類」となった。フリルについて正しく解釈されるようになるのは命名から数年後のことである。

名称問題

セントロサウルス(Centrosaurus)は1904年に命名されたが,先にトカゲの仲間に使用されており、エウセントロサウルス(Eucentrosaurus)に改名が試みられた。その後そのトカゲも改名されてしまったりなんだりで、大混乱(やや誇張)となった。結局、現在ではセントロサウルスの方を用いている。

またケントロサウルスとも表記できるため、剣竜ケントロサウルス(Kentrosaurus)と混同されてしまう事もある。

特徴

全長は6メートル、推定体重2トン。

樽状の胴体と太く頑丈な四肢に短い尾(ただしケラトプス科の中では長い部類に入る)を持っていた。

発達した鼻角は、個体によって前方にカーブしたり後方に反ってみたりまっすぐ伸びたりとまちまちである。また鼻角以外にも眼窩上部に小さな突起が存在する。湾曲した一対の突起(先述のトゲ)などの短い棘がフリル周縁に並ぶ。

大きな群れで行動して、ダスプレトサウルスゴルゴサウルスなどから身を守っていたと考えられている。


化石

カナダ・アルバータ州から大規模なボーンベッドがいくつも発見されており、成長段階の研究に一役買っている。また、関節の繋がったほぼ完全な骨格やミイラ化石、骨肉腫の痕跡の確認された化石も知られている。


フィクション

古代王者恐竜キング

2006第3紀の「大発掘キャンペーン」限定カードとして登場し、交換カードと交換するというシステムで登場。強さ1200、雷属性、必殺わざはグー。

鼻先のツノを見立ててか「一本角の剣士」という二つ名を与えられた。ウエロサウルスも「新緑の剣士」。

 

バトルタイプはまもりタイプだが、事実上の最終弾での通常排出と「7つのかけら」ではなぜかそっこうタイプだった。

ちなみにアーケード版で特別枠だったが、「7つのかけら」では至って普通の低ランク恐竜であり、アクト大倉庫で発掘できるうえ、ストーンサークルで入手できない。

容量の関係かブラキケラトプスの鳴き声が流用されている。

 

また、トリケラトプスが特別枠のためか、北アメリカエリア(つよさ1400の恐竜がザコ敵)の「西ダストヒルズ」では数合わせのためにザコ敵扱いのアクトロイドも使う。「南ダストヒルズ」ではカスモサウルスが現れる。


前述の大発掘キャンペーンの恐竜カードでは後に登場した第6紀までの「エウセントロサウルス」と全く同じステータスだった。通常排出ではない事を考えると、甲虫王者ムシキングホペイオオクワガタなどと同じ扱いだったのかもしれないが…

 

エウセントロサウルス

長らくセントロサウルスの代打だった個体。こちらは通常排出。

雷属性のつよさ1200で必殺技はグー、タイプはまもり。黄色い体に茶色の斑点模様、丸みを帯びた襟飾り、緩やかにクネクネした鼻先のツノとセントロサウルスと大分差別化されている(鳴き声も違う)。

ちなみに二つ名は「猛き一角竜」。

 

「7つのかけら」では南ダストヒルズで山ほど発掘できる。


白亜紀恐竜奇譚竜の国のユタ

平原王国の闘竜士、フリード・リックフェンの騎竜「暁号(エオス)」が登場。

国王マルシュに認められた際に賜り唯一無二の愛竜として共に戦場を駆け抜ける…のだが、何故かフリルが日章旗に染められている。


関連タグ

角竜 ケラトプス科 セントロサウルス亜科

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