※『北斗の拳』に登場する、ラオウの乗る巨大な馬については「黒王号」を参照。
概要
黒王軍の指導者で、廃棄物(エンズ)やモンスター達の軍勢を率いている。
擦り切れたローブを纏った姿に、持ち手が蜻蛉の形をした杖をついている。フードを深く被っており、その顔は黒く塗り潰されたように輪郭すら見えない。
能力は生命の増幅で、負傷した兵士を一瞬触れるだけで治療する事ができる。傷の治癒の他にも、生命体ならば穀類や燃料となる薪を無限に増殖させることも、また対象の細胞を無作為に増幅させ腫瘍まみれの異形に変貌させることもできる。ただし、自身の命を酷使する自己犠牲の能力である。
多種族の亜人を統率し心から対等に接しているため、彼らからも敬われる立場にある。
その腕は傷だらけであり、手の平には杭で打ち抜かれたような傷跡がある。かつて人類を救おうとしたが拒絶され、人類以外の者を救い人類を絶滅させる決意をしたらしい。新約聖書の言い回しを度々使用する。
……と、作中では世界を滅ぼす軍勢の首領としての強烈な風格とカリスマを見せているがあとがき漫画でははっちゃけたネタキャラと化しており「なにそのまな板なめてんの?」などと口走ったりする。
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ナザレのイエス(たぶん元ネタ)