テオ・テスカトルとはモンスターハンターシリーズに登場するモンスターの一種である。モンスターハンター2で初登場。
概要
火山帯に生息し、特殊な器官で体に炎のベールを纏うことができる。
古龍種の例に漏れず、生態はあまり解明されていないが、ナナ・テスカトリの雄性であるのは間違いない。
全古龍の中でも屈指の攻撃力を誇り、また突進の性能が少々飛びぬけているため、苦手とするプレイヤーは多い。
攻撃手段は基本的に、口からの火炎ブレス、突進、ネコパンチ、尻尾により薙ぎ払い、粉塵爆発。
中でも粉塵爆発の威力は、誤値ではないかと疑いたくなる威力を誇り、
通称ジャンプテオと呼ばれる、週刊少年ジャンプとのコラボレーションクエストに登場する個体の攻撃力は、ミラボレアスにすら匹敵する。
爆発には、自分の周囲を焼き払う「近距離爆破」と遠くの敵を焼き払う「遠距離爆破」の二種類があり、それぞれにある特徴があるため、これを見抜けるか否かでこちらの行動の幅が大きく変わってくる。ただし、テオのみの行動としてプレイヤーの足元を直接狙ってくる「直下型爆破」を遣ってくることがあるので注意。
また恐ろしく曲がる突進を持ち、遠距離攻撃プレイヤーを悩ませる。
この突進には予備動作が無く、突進前に咆哮するナナ相手で対策を練ってきたプレイヤーには厄介な攻撃である。
MH4
しかし、過去作におけるテオ・テスカトルとはかなり仕様が異なっている。
まず、怒り状態に爆発性の粉塵を撒き散らすようになり、ブラキディオスのように接触した相手を爆破やられにしてしまうようになった。…そこにテオ持ち前の素早い攻撃が飛んでくるのだから大変である。
また、怒り状態を解除する際にも自分の周囲に大規模な粉塵爆発を起こすようになった。被弾すると大ダメージ(生半可な防御力では即死するほど)&確定で気絶という極めて厄介な攻撃なので、絶対に回避するように。
その代わり、体術系の攻撃が龍属性から無属性へと変更された上、角も武器の属性に関係なく破壊できるようになるなど、弱体化した面もある。
また、作成できる武器の属性も、火属性から爆破属性へと変更されている。
覇種
さらに強力な力を開放した個体。通常の個体と比較して鮮やかな体色が特徴。
自ら業火を身に纏い、より強力な攻撃を繰り出す“炎上形態”と呼ばれる特殊な形態になることがある。
専用BGM
専用BGMは4に登場する個体も2Gまでの個体もBGMは「炎国の王妃」である。覇種は別のBGMが流れる。