ロアルドロスとは『モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターの一種である。
概要
『モンスターハンター3(トライ)』(MH3)で初登場した「海竜種」のモンスター。
ルドロスの一族を束ねる王。だから「ロア」(Royal)+「ルドロス」(Ludroth)という名である。
ドスジャギィと同じく、全てのロアルドロスは雄であり、雌のルドロス複数によるハーレムを形成している。
通称は「水獣」だが、一部ではその見た目から「ポン・デ・ライオン」とも言われているとか。
顔周りの海綿体に水を貯めることで陸上で行動でき、MH3では乾いてくる(=スタミナがなくなる)と水中に戻ってまた水を貯める。そのため狩猟の後半は自然と水中戦になる。
後に戦うことになるラギアクルスやアグナコトルを一回り弱体化したモーションで攻撃してくるため、
新米ハンターが大型モンスターを狩るときの基本を覚えるのにぴったりである。
イャンクック同様先生として親しまれているのもうなずけるだろう。
ところで、TGS2010出展の体験版で初級者向け担当だった通り、『モンスターハンターポータブル 3rd』(MHP3)にも登場するのだが、MHP3には水中戦はない。MHP3ではこの習性がどういう扱いになるかと心配されたが、滝で水浴びする姿が確認されている他、ある程度の深さのある水場なら転がり攻撃で自動的に回復するらしい事が分かっている。
亜種
さらに、MHP3には「紫水獣」と呼ばれる亜種も登場する。海綿体が毒々しい紫色に変化しており、吐き出す水塊に毒属性が付加されるようになる。
ところで、繁殖期のロアルドロスは、海綿体に蓄えた水をルドロスに補給することで陸上生活を行う生態も存在するのだが、こいつの場合は毒水を浴びせる格好になってしまう。
一方、現在「紫水生獣」と呼ばれるようなルドロス亜種の情報は無い。
……種の存亡が危ぶまれる。
その後MH3Gにも続投。密かに渓流に進出している。
今作は水中戦が復活したが、何故かこの亜種は終始地上で戦うことになる。もちろんスタミナが切れても滝でプルプルするだけ。
まあ、毒のまま海に入られても色々と困るのだが…。