概要
CV:氷青
四葉財閥に並ぶ大企業グループ「五星財閥」の令嬢。
金髪縦ロールの髪型に高笑い、庶民を見下した言動など、いかにもなマイナス的お嬢様要素を持つ。
四葉ありすとは幼少の頃から親交があるが、彼女を一方的にライバル視している。
登場時の決め台詞は「四葉財閥より数字が一つ多い五星財閥の一輪の薔薇」である。
性格は高飛車かつ傲慢であるが、意外に寂しがり屋。
13話
マリー・アンジュ捜索の手がかりを求めてローズレディコンテストに参加した相田マナたちの前に、3人の取り巻きを引き連れて現れた。
コンテスト中には主催側という立場を利用して悪質な妨害工作を働き、ありすを暴走させて失格に追い込もうと画策する。
しかし、それらの工作は悉く失敗に終わり、決勝戦でありすとテニスで対決するが、成長したありすの強靭な信念の前に敗北し、友情を妬んだ心をマーモに付け込まれてプシュケーを抜かれ、マーモビーストの素体にされてしまった。
ジコチューとしての姿は巨大なバラ。場所が薔薇園であったことや、「ありすの友達をバラバラにする」という彼女の企みから、ジコチューの姿もそれになった。
ジコチューにされる被害者は多くの場合、ジコチューにされる直前に自分が考えた欲望について自省するシーンが入るのがお約束だが、彼女の場合は「でも、本当は私も友達が欲しい」というものだった。
にも関わらず、浄化後もありすと仲直りすることもなくフェードアウトするなど、ゲストキャラ+自業自得とはいえいろいろ不憫な扱いを受けた。
いや、もしかすると描写は無いものの、あの後クシャポイされている可能性も…。
41話
なんて物騒なことはなく、第41話で再び元気なお姿を披露した。
しかも、さり気無く自力で飛行機を操縦して成層圏までやって来るなど、彼女もまたありすに肉迫するほどの技能を持っているようだ。
その高飛車な性格や高慢ぶりは健在で、ありすに花屋の売り上げで勝負を挑むがレジーナの策略により華を枯らされてしまう。自分の花が枯れたことには嘆き悲しんでおり、花にかける愛情は本物である。
その後ありすの優しさに触れ、そこで今までの行為が「ありすと友達になりたかった気持ちの裏返し」と言う素直になれないってレベルじゃないほどのツンデレであるという事が判明した。
ありすが単独で宇宙へ向かった後、マナ達から事情を聞いたのか、ありす以外の4人を宇宙へ送り届け、ありすがキュアロゼッタであるという事も認識していた。
こうして、ようやく麗奈はありすとお友達になることが出来たのであった。
本作において、セバスチャンに次いでプリキュア達の正体を知ることになった二人目の人物。
余談
彼女の登場回(13話、41話)の脚本担当はあのお方だったりする。
ちなみに担当声優の氷青さんは「ふたりはプリキュアSplash☆Star」で日向咲と美翔舞のクラス担任で咲が所属するソフトボール部顧問の篠原先生を、「ハートキャッチプリキュア!」では来海えりかの母来海さくらを、「おジャ魔女どれみ」では男性役の小竹哲也と女性役小山ゆうこを演じている。