概要
荒木飛呂彦による日本の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』の主人公の家系である。
元々はイギリスの貴族（爵位は不明）で、海上貿易の仕事を行っていた。第2部以降はイギリスを離れており、各部によって舞台は違う。
その血を引くものは代々「ジョジョ（JOJO/GIOGIO）」という愛称で呼ばれる事が多い。
pixiv内において
主に歴代主人公（およびその配偶者）の集合イラストに付けられる。他タグ（評価タグなど）の妨げになるので個別人名タグは控えるとベネ。
人名タグをつける場合は、下記のように一つのタグに纏めることを推奨。
例 ： 【ジョナサン/ジョセフ/承太郎/仗助/ジョルノ/徐倫】【ジョニィ/定助/ジョディオ】 など。
腐向け作品はタイトルに明記およびJOJO【腐】タグをつけるとディ・モールトいいぞッ。
一族一覧
- 血族およびジョースター姓に加わった者のみ記載
- 情報が出次第、追加・修正を求む
- 第7部以降のジョースター家についてはジョースター家(新世界)を参照。
第1部
| 名前 | ジョージ・ジョースターI世 |
|---|---|
| 出没年 | ??～1888 |
| 国籍 | イギリス |
| 職業 | 貴族・海上貿易業者 |
| 備考 | メアリーの夫、ジョナサンの父。ディオ・ブランドーの義父 |
| 名前 | メアリー・ジョースター |
|---|---|
| 出没年 | ??～?? |
| 国籍 | ?? |
| 職業 | ?? |
| 備考 | ジョージⅠ世の妻、ジョナサンの母。馬車の事故で死亡。 |
| 名前 | ジョナサン・ジョースター |
|---|---|
| 出没年 | 1868～1889 |
| 国籍 | イギリス |
| 職業 | 貴族・学生 → 考古学者 |
| 備考 | 第1部主人公、ジョージⅠ世とメアリーの息子、エリナの夫、ジョージⅡ世の父 |
| 名前 | エリナ・ジョースター(旧姓：ペンドルトン) |
|---|---|
| 出没年 | 186?～1950 |
| 国籍 | イギリス |
| 職業 | 看護婦→教師 |
| 備考 | ジョナサンの妻、ジョージⅡ世の母、エリザベスの義母、ジョセフの祖母、ホリィの曾祖母 |
第2部
| 名前 | ジョージ・ジョースターII世 |
|---|---|
| 出没年 | 1889～1921 |
| 国籍 | イギリス |
| 職業 | 空軍パイロット |
| 備考 | ジョナサンとエリナの息子。エリザベスの夫、ジョセフの父 |
| 名前 | エリザベス・ジョースター（リサリサ） |
|---|---|
| 出没年 | 1888～ |
| 国籍 | イギリス |
| 職業 | 波紋戦士 |
| 備考 | 1部ラストの赤ん坊。ジョージⅡ世の妻、ジョセフの母、ホリィの祖母。 ※後にアメリカの脚本家と再婚 |
| 名前 | ジョセフ・ジョースター |
|---|---|
| 出没年 | 1920～ |
| 国籍 | イギリス → アメリカ |
| 職業 | 学生 → 不動産王 |
| 備考 | 第2部主人公、ジョナサンとエリナの孫、ジョージⅡ世とエリザベスの息子、ジョージⅠ世とメアリーの曾孫、スージーQの夫、ホリィの父、承太郎の祖父、仗助の父 |
| 名前 | スージーQ・ジョースター |
|---|---|
| 出没年 | 192?～ |
| 国籍 | イタリア |
| 職業 | リサリサのメイド → 不動産王夫人 |
| 備考 | ジョセフの妻、ホリィの母、承太郎の祖母 |
第3部
| 名前 | 空条貞夫 |
|---|---|
| 出没年 | ??～ |
| 国籍 | 日本 |
| 職業 | ミュージシャン |
| 備考 | ホリィの夫、承太郎の父。 徐倫の祖父※作中では、ミュージシャンとして全国を飛び回っているため登場できなかった。 |
第4部
| 名前 | 東方朋子 |
|---|---|
| 出没年 | 1963?～ |
| 国籍 | 日本 |
| 職業 | 教師 |
| 備考 | ジョセフの不倫相手。良平の娘、仗助の母。 |
| 名前 | 東方仗助 |
|---|---|
| 出没年 | 1983～ |
| 国籍 | 日本 |
| 職業 | 学生 |
| 備考 | 第4部主人公。ジョセフが東方朋子との不倫の際に儲けた子、良平の孫、ホリィの異母姉弟。※血縁上は承太郎の叔父 |
| 名前 | 静・ジョースター |
|---|---|
| 出没年 | 1999(?)～ |
| 国籍 | 日本 → アメリカ(?) |
| 職業 | - |
| 備考 | 杜王町で発見された透明な赤子。第4部にてジョセフに引き取られ養女となる |
第5部
第6部
| 名前 | ウンガロ、リキエル、ドナテロ・ヴェルサス |
|---|---|
| 備考 | DIO(※)が人間の女性との間に儲けた存在。ジョルノとは異母兄弟の関係にあたる |
※ ジョルノ、ウンガロ、リキエル、ヴェルサスはDIOの子であるが、3部以降のDIOは首から下の肉体がジョナサンのものであるため、ジョースターの血を受け継いでいる。つまり言い方を変えればジョルノ達はジョナサンの息子、ジョージ・ジョースターの異母兄弟であるとも捉えられる。
※小説『ジョジョの奇妙な冒険 ゴールデンハート/ゴールデンリング』に登場するコニーリオという名の少女もジョースター家の血を引いていることが示唆されているが、詳細は不明。
特徴
確認される限り、ジョナサンとその子孫の身体には首の左後ろに星型のアザがある。
これは第7部以降の世界においても同様で、ジョニィ・ジョースター、東方定助、虹村京、空条仗世文、ドラゴナ・ジョースターらの首の左後ろにも星形のアザが存在する。
お互いに見えない信号を送っているようで、血縁者を感じ取ったり、スタンドを影響を及ぼしたりする。代表的なのが、ジョナサンの胴体を奪い星のアザをもつDIOがスタンドの矢を使用したことで、ジョナサンの子孫に影響をもたらしたことだろう。さらには緑色の赤ちゃん→エンリコ・プッチ→ウェザー・リポートへと間接的にも影響を与えた。
ジョースターの家系に生まれた男子には
- 優れた体格を持つ
- 短命である
- 生涯一人の女性しか愛さない
- 社会的に優れた地位にある
…という特徴があるとされる。これに該当するのは、ジョナサンとジョージⅡ世。
尤も、これは第2部終盤及び第3部冒頭の説明である。
その後……
- ジョセフは老齢まで長生きしている。 ※これは柱の男との戦いに完全勝利したためである。
- ジョセフは日本人女性と不倫の末、仗助が生まれている。 ※これは言い訳のしようがない
- 承太郎は結婚し徐倫を授かるが、後に離婚。しかし、真実は【DIOの残党から愛する妻と娘を守る為に家庭から離れていた】というもので、むしろ一人の女性を愛している証拠といえる。
- 仗助とジョルノに至ってはまだ成長期の少年のためか、そもそも2.や3.に関する描写がない。
など、例外も出てくる。
（徐倫は女性のため例外、第7部以降のジョニィ・定助・ジョディオもパラレルとしていったん除外）
承太郎と徐倫は、強敵から仲間を守るため身を犠牲にして落命している。
……ジョセフの型破りさは話題のネタにもなっている（他にも、「ジョセフ以外のJOJOは皆スタンド像が人型であるが、ジョセフは最後まで茨」「承太郎から徐倫までのJOJOのスタンド名には鉱石に関連する単語が含まれるがジョセフにはない」などスタンドに関しても型破り）。
ジョースター家といえば乗り物との相性がすこぶる悪いことで知られており、ジョナサンの父とディオの父の因縁の始まりも馬車の転落事故が切っ掛け。
ジョセフは生涯で4度飛行機が墜落、孫の承太郎と共にエジプトに向かう道中も刺客の襲撃を受け様々な乗り物が大破している。
ジョルノは様々な乗り物の中で襲撃を受け、徐倫は恋人とのデート中に交通事故に遭い、これがきっかけで刑務所に収監される羽目となる。
ジョニィの兄ニコラスの死因も落馬であり、そのジョニィも戦闘中に頻繁に落馬している。
歴代主人公の顔立ちが似ている事を示唆する描写も多い。
- スピードワゴン「(ジョセフに対し)ジョナサンと顔はそっくりだが性格は紳士というにはほど遠いヤツ…」
- 仗助「(承太郎を見た時)ン!なんかオレに似てるやつだな」
- 朋子は承太郎を初見でジョセフだと勘違いした
- 康一「(初流乃の写真を指差し)でも この「少年」…失礼ですけどどこか承太郎さんに似てますね」
そして、彼らの多くはその胸に「黄金の精神」を宿している。
歴史
- 歴代主人公&各部は太字で示す
- 情報が出次第、追加・修正を求む
| 西暦 | 時期 | 出来事 |
|---|---|---|
| 1868 | 4月4日 | ジョナサン・ジョースター誕生 |
| ?? | 転落事故によりメアリー・ジョースター死去 | |
| 1881 | ?? | 第1部「ファントムブラッド」開始。ディオ・ブランドーが養子となる |
| 1888 | 冬 | ジョージ・ジョースターⅠ世死去。ジョースター邸全焼 |
| 1889 | 2月2日 | ジョナサン、エリナ・ペンドルトンと結婚 |
| 2月7日 | ジョナサン死去（享年20）。第1部終了 | |
| 1889 | ?? | ジョージ・ジョースターⅡ世誕生 |
| 191? | ?? | ジョージ、エリザベスと結婚 |
| 1920 | 9月27日 | ジョセフ・ジョースター誕生 |
| 1921 | ?? | ジョージⅡ世死去 |
| 1938 | ?? | 第2部「戦闘潮流」開始 |
| 1939 | 約2ヶ月後 | ジョセフ、スージーQと結婚。第2部終了 |
| 1942(?) | ?? | ホリィ・ジョースター誕生 |
| 1950 | ?? | エリナ永眠（享年81） |
| 1971 | 1〜2月 | 空条承太郎誕生 |
| 1983 | 5月～6月 | 東方仗助誕生 |
| 1985 | 4月16日 | ジョルノ・ジョバァーナ誕生 |
| 1987 | 11月27日 | 第3部「スターダストクルセイダース」開始 |
| 1988 | 1月17日 | 承太郎、DIOを倒す。第3部終了 |
| 1992 | ?? | 空条徐倫誕生 |
| 1999 | 4月 | 第4部「ダイヤモンドは砕けない」開始 |
| 夏 | 静・ジョースターが養女となる。第4部終了 | |
| 2001 | 3月 | 第5部「黄金の風」開始 |
| 2011 | 10月28日 | 第6部「ストーンオーシャン」開始 |
| 2012 | 3月22日 | 世界が一巡の余波により別の世界に変わる。第6部終了 |
家系図
関連イラスト
関連項目
黄金の精神 漆黒の意思 真実に向かおうとする意志 その血の運命 その血の記憶 人間讃歌
