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ピグモン

ぴぐもん

円谷プロの特撮番組『ウルトラマン』に登場した怪獣。後のウルトラシリーズにも多数出演している。
目次 [非表示]

概要

友好珍獣 ピグモン

別名「友好珍獣」。小学生2年生程度の知能を持つ、身長1.0~1.5メートルほどの小型の怪獣。

童心のまま成長するため、名の通り善良で人懐こい怪獣になった。

生息地は沼地


ユーモラスで愛らしいその見た目からは想像しにくいが、自らの命を犠牲にして他者を助けたり、主人公に重要なメッセージを残したりと、物語のキーとなる役どころが多い。


初代はガラモン着ぐるみをスーツアクターに合わせて延長補修した以外は目立った改造をしておらず、背が伸びている事を除けばほぼガラモンそのままであった(37話に出た際は再補修された事で更に若干見た目が変わっている)が、『ウルトラマンマックス』に登場する際にデザインを大幅にリニューアルした着ぐるみが新造され、以降は長らくこちらが使用されていた。

しかし、長年使用された事でマックス版のスーツが傷んできていた為、『ウルトラマンR/B』以降は基本アトラク用ガラモンのスーツを流用している。

上述の通り初代の着ぐるみはガラモンから各部が延長されているが、マックス版のデザインでは逆に首や胴体が縮められ、更に顔や目、手などが大型化されているなど全体的に丸っこくデフォルメが為されており、よりマスコット然とした可愛らしい造形となっている。


ちなみに、良く似ているがガラモンとは他人の空似らしい。

ただし、小説『多々良島ふたたび』では。「元々ピグモンはチルソニア遊星に住む宇宙生物セミ人間達のペットであり、ガラモンはピグモンを生体改造することで兵器として利用したものである」という設定が与えられている。


ウルトラマン

ピグモン

身長1m
体重10kg
CV江戸家猫八(鳴き声)、小宮山清(翻訳機音声)

「科学特捜隊とウルトラマンに倒された怪獣たちが

 ジェロニモンの力で命を復活して

 科学特捜隊に復讐するため総攻撃をかける。

 あと5時間で世界各地から60匹以上の怪獣が日本に集結する。

 今のうちに早くジェロニモンを倒せ。

 ジェロニモンは怪獣の酋長だ、超能力を持っている注意せよ」

                     (第37話内でのメッセージ内容の翻訳全文より)


第8話「怪獣無法地帯では遭難した多々良島の観測所員に水や食料を届けていた(が、この腕でどうやって運んだのか謎だった)。最初は科学特捜隊に敵視されていたが、後に測候所員の説明で誤解が解ける。しかし暴れるレッドキングの説得に失敗して岩を投げつけられ殺されてしまう。

この回で持っていた風船のほのぼのしたイメージから、以降のシリーズやファンアートでも風船を持たされている場合が多い。


第37話「小さな英雄では、ジェロニモンによって蘇らされるが、ジェロニモンの人間襲撃計画を科特隊に知らせた後、イデ隊員をかばい再び命を落とす。この勇敢な行動により、科学特捜隊はピグモンに特別隊員の称号を贈った。


劇場版甦れ!ウルトラマンではゼットン星軍の残党が操るドドンゴに殺されてしまう(ほぼ事故だが)。これにより、ゼットンとの敗北でスランプに陥っていたハヤタが覚醒する結果となる。


このように同作のガヴァドンシーボーズウルトラマンダイナにおけるハネジローのように、無害なマスコット的ポジションの怪獣である。

作中でも現実と同じような認識であるらしく、「小さな英雄」ではデパートにピグモンのおもちゃが置いてあったほか、『ウルトラマンタロウ』第40話では「珍獣ピグモン」という名前で紹介された上「女の子に人気者」という説明がついた。


第37話の脚本では、レッドキングに摘ままれて捻り潰されたうえ、最期は大地に叩き付けられるという予定だった。


スーツは前述の通りガラモンの物を流用しているが、スーツアクターが変わっている為、それに合わせて各部を延長している。『ウルトラマン前夜祭』ではこれを再びガラモンとして使用している。

37話では経年劣化と再びスーツアクターが変更された事で更なる延長と大幅な補修改造が施され、首や手足が更に長く伸び、全身の棘も細く伸びたものへ、身体の色味は赤みを増して手足以外全身が真っ赤になった、唇も濃いピンクになっているなど各部に変更が加えられた。

なお、延長改造を施してもなおスーツは小さかったようで、登場時の座って寝ているピグモンも足をよく見るとスーツアクターが履いている白いタイツが見えてしまっている。


ウルトラマンパワード

パワード・ピグモン

身長1.3m
体重20kg

第3話「怪獣魔境へ飛べ!(A QUARTET OF CREATURE)」に登場。

「小さな泥棒」と呼ばれる人間サイズの怪獣。

区別のためパワードピグモンと呼ばれる。南米ギアナ高地に住んでおり、レッドキングに襲われたTV撮影者達を助けた。危険を感知する力を持っている。

撮影者達共々スカイハンターに保護され、終盤にギアナ高地へ無事帰還。

TV局の人達に別れを告げ、去っていくスカイハンターに手を振って見送った。

ウルトラシリーズで初めて最後まで生存したピグモンでもある。


深海生物のイメージでまとめられ、顔はオコゼ、背中は軟質サンゴ、腹は甲殻類の甲羅、手はエビの脚をそれぞれイメージしている。


ウルトラマンマックス

電脳珍獣 ピグモン

身長1.5m
体重95kg

第5話「出現、怪獣島!」、第6話「爆撃、5秒前!」、第36話「イジゲンセカイ」に登場。肩書きが「電脳珍獣」となっており、古代人に作られた人工知能で、怪獣島を制御するシステムという設定だった。先代のピグモンは登場した時点で石像であったが破壊されてしまい、カイト隊員に懐いた個体が最後に石像となり、暴走する島を消滅させた。


第36話ではシャマー星人の陰謀により、サブジェクト・ファントムからレッドキングと共に再びこの地球に戻ってきた。そしてシャマー星人の攻撃によりピグモンはアンドロイドオペレーターのエリーと一時的に同化してしまい、純粋な好意から主人公カイトに大変懐き、ヒロインのミズキ隊員をやきもきさせた。最後はまた異次元に帰って行ったが、無感動だったエリーに「人を好きになる気持ち」を教えるなどしてくれた。


一度死んで蘇り、再び人類の為に奮闘してくれるピグモン。

この回は明らかに『ウルトラマン』の「小さな英雄」を意識した回である。


なお、ガラモン寄りの存在ではあるのだが、優れた嗅覚や視覚(赤外線も感知)といった生命体と遜色ない五感を有していて、体内のアニマストーン(直訳で「魂の石」)という不思議な石の働きにより石像化しても何千年という単位で稼働可能という設定がある(出典:「決定版ウルトラ最強怪獣50大図解超百科」(講談社刊)より)。


ウルトラマンゼロシリーズ

友好珍獣2

身長・体重:初代と同じ

ゼロとは『ウルトラ銀河伝説』にて、K76星で岩につぶされそうになったのを助けてもらって以来、縁が深い怪獣である。この行動はウルトラマンレオにゼロの成長(命を大切にする心)を認めさせたため、ゼロにとっても大切な出会いだったのだろう。


ウルトラゼロファイト』ではバット星人グラシエの誤算により復活した個体が登場。

グラシエや彼の差し向けた地獄の四獣士に苦戦するゼロにメッセージを送り、彼を奮起させるなど物語において大きな役割を果たした。


以降UFZと行動を共にすることになり、彼等との仲の良さがクローズアップされている。

パワードピグモン同様、こちらも無事生存している数少ないピグモン達である(大抵のピグモンは人間をかばって命を落としてしまっている)。

有機生命体8号とジャンナイン

ちなみにジャンナインからは「有機生命体8号」というあだ名をつけようとしていたがグレンファイヤーから却下された。最終的にゼロから父親の名前を拝借して「モロボシ君」と名付けられている。


その後、『ウルトラマンZ』のボイスドラマ第9回でも名前のみ登場。

ゼロはゼットにモロボシ君のことを話していたようだが、正体がピグモンであることまでは伝えていなかったのか、ゼットは当初ジャンナインのことをモロボシ君と勘違いしてしまっていた。


当初は『ウルトラ銀河伝説』のピグモンとは別個体であることを意識させるため、風船を着ける予定もあった


第1部脚本の段階ではグラシエが倒されると同時に死亡することになっていたが、「視聴者にはピグモンを見殺しにした感が残るかもしれない」という理由で変更され、ピグモンを救う方法として劇中終盤のゼロの分身変身というアイデアが生み出された


ウルトラゾーン

ウルトラゾーン 『スフラン島の秘蜜』

ウルトラゾーンのドラマパート「スフラン島の秘蜜」にて登場。スフラン島に住む幻の怪獣と言われている。


その血液には不老不死の力が込められていると言われており、スフラン島に迷い込んだ探検隊を導き、対怪獣用地雷を踏んでしまい動けなくなってしまった高木を庇い、自身が地雷に乗り脱出経路を教えた。しかし不老不死の力を諦めきれなかった隊長の諸田に血を抜かれるが、戦っていたレッドキング、バードンバンピーラが倒れこんできたため諸田共々爆死してしまった。


ウルトラマンX

一緒に遊ぼう

第17話「ともだちは怪獣」に登場。

日本以外でもシドニールクセンブルクでの目撃例があり、この個体もウルトラフレアの影響で目覚めたものと推測されている。


とある田舎町に住み着いており、住民からは「赤いお化け」と噂されていた。特によく出ると噂の家に引っ越した少女サクラと仲良くなるが、ある日、ダークサンダーエナジーがサクラが友達と出かけたショッピングモール「多々良」付近に落ちることを察知。人々に危機を伝えるためサクラを追ってショッピングモールに現れ、大騒ぎを起こしてしまい、未知の怪獣を恐れたサクラ以外の人間から縄で縛られてしまう。


通報を受けて駆けつけたXio隊員達やサクラは、疑心暗鬼になる人々をなんとか宥めようと説得するが、その途中でピグモンがダークサンダーエナジーの脅威を察知したことで暴れだした為、恐怖に駆られた一人の男性から暴行を受けてしまう。


その直後、キングゲスラが地底から出現し、モールは更にパニック状態に陥るが、その混乱の最中、破壊された建物の瓦礫から、自分を暴行した男性を身を挺して助け、重傷を負ってしまう。しかし、ラストにはXioによって治療を受け頭に包帯を巻いた姿で登場し、サクラと再会した。現在も街で人間たちと平和に暮らしているものと思われる。


大地は「ウルトラフレアで目覚めて以来サクラのように近くに住む子供たちと仲良くなっていったが、子供たちが成長して自分のそばから離れていくようになり、新たな子供と出会うまで1人で森の中にある小さな洞窟で生活していた」と推測している。

この洞窟にはその子供たちが残していったと思われる玩具などが置かれており、事件の後には、ピグモンを暴行しながらも助けられた男性をはじめとしたモールにいた大人達がピグモンへの償いの為に掃除を行った。


ショッピングモールの名前や体に引っかかった風船、重症を負ってまで人間を助けようとした姿から、この回も「怪獣無法地帯」や「小さな英雄」を意識した回とも言える。また、ピグモンが目の前に現れた時の人間たちの反応から「怪獣使いと少年」へのオマージュも込められているのかもしれない。


脚本を担当した勝冶京子が最初に提示したプロットは「サラリーマンと友好怪獣の交流」という内容だったが、前作『ウルトラマンギンガS』第11話「ガンQの涙」と被ってしまうため、少女とピグモンの物語に変更された。

また、ピグモンのスーツの状態が良くなかったため、『ネオ・ウルトラQ』のブレザレンを登場させるという意見もあったが、勝冶は特殊な能力を持たない怪獣でなければ物語が活きてこないという理由から、ピグモンに変更された(実際マックスの頃と比べると手足がかなり黒ずんでいるので相当限界が近いようである)。


またこの回ではピグモンに似た怪獣との共演がある遠藤久美子が、サクラの母役で登場している。


ウルトラマンR/B

第17話「みんなが友だち」に登場。


劇中では“大御所様”ことブースカの配下として登場し、ダダの相棒としてブースカの慰労会の客人探しに奔走。偶然居合わせた湊アサヒとその友人達をアジトである屋敷へと案内する。


あまり注目されていないが、シリーズ初の味方側ではなく、敵側のピグモンである

しかし、あくまで立場だけであり、ダダとの関係は「悪人に使われる善人」と言った感じである。

事実、ダダが巨大化した際は加担する所か、アサヒの友人を避難誘導させるなど、周囲に被害が及ばないよう配慮していた。


劇場版では、ホスター21星系の地球型惑星で暮らす善良な生命体として3体が登場。シュブランの葉が主食。

メカゴモラに追いかけられていたところを、ウルトラマントレギアによってホスター21星系に飛ばされてきた湊カツミが変身したウルトラマンロッソに救われる。

その恩返しとして、その後満身創痍の状態で倒れていたカツミに水を分け与えて彼の命を救った。

地球にいる仲間たちの助力で、カツミが無事に地球に戻れることになった際には、手を振って彼の事を見送っていた。

ちなみにTV本編に登場したのと同じ見た目のピグモンもいたが、同一個体かは不明。


本作で使われたスーツは、上述の通り長らく使われていたマックス版の物が限界が近くなっていた為、アトラク用ガラモンの物を流用している(故に造形は昭和版に近い)。後に『ウルトラマンブレーザー』にて再びガラモンとして流用される。

劇場版ではこれに加え、マックス版のスーツと本編で使用されたものとは別のアトラク用スーツが使われている。


その他の媒体におけるピグモン

漫画『ウルトラセブン -ゴードの巻-

怪獣軍団の一員として宇宙人に再生されたが、やはり人類やセブンの味方。

ガブラとの戦いで車椅子生活を強いられたモロボシ・ダンの頼みにより彼を屋外まで送り届け、変身して戦場に向かうセブンに言葉を送った。

「地球人的ニ言エバ セブン オ前ハ…『バカ』ダ」


漫画『ジャンボーX

第1話では、ゲスラに襲われて無人島に漂着した主人公の少年・まもるを助けた。


漫画『決戦ウルトラ兄弟対11大怪獣』

チブル星人率いる怪獣軍団の一員として登場するが、にせウルトラセブンによってチブル星人の円盤に拘束されていた郷秀樹を脱出させようとしてドアを開ける装置に触れたため感電死した。


アニメちゃん

元々は主人公・宇良々アニメがカネゴンブースカとセットで壁に描いた絵だったが、宇宙電波の影響でパソコンから出たビームを浴びて実体化。人語を話し、口から火を吐く能力を持つ。


ウルトラマンキッズ

ピグコとして登場


ウルトラマンM730シュワッチ!イングリッシュ

ウルトラマンパワードから英語を教わる生徒として登場


ウルトラマンM730ウルトラマンランド

ピグモンと従兄弟のピグタンと呼ばれる2個体が登場。

この作品におけるピグモンの母はガラモンだった


ウルトラマン超闘士激伝

モブ観客としてほぼ全大会に登場している。常に風船を持っており、闘士ウルトラマンハイパーゼットンを破る切っ掛けを作った。


ウルトラマンプレミアステージ2

惑星カオスの住人として登場し、他の怪獣達と踊っていた。

なお、BGMは『ウルトラマンM78劇場 Love & Peace』の主題歌「ウルトラマンボ ウーッ!」である。


大怪獣バトル/大怪獣バトルウルトラアドベンチャー

CV:西原久美子

主人公の少年・御蔵イオのナビゲートを務める怪獣。ゲーム版ではEXまでのナビゲーターを勤める。

バトルナイザーを通じてイオと会話することが出来るが、なぜか語尾には○○ッピが付く。なんでや。その正体はレイブラッド星人の配下であったが、主人公との旅を通じてイオに情が芽生えたのか、最終的にはレイブラッドを裏切った。

ちなみに、レイオニクスチャレンジカードで対戦できるイオの手持ちにガラモンがいるのは彼へのオマージュであったりする。

てれびくんの付録DVD「大怪獣バトルひみつDVD」ではアーケード版とウルトラギャラクシーの宣伝の為に実写で出演しており、初代同様に風船を携えている。


ウルトラ兄弟VS暗黒大軍団

怪獣墓場にいた個体が暗黒四天王との戦いの影響で覚醒。

メビウスはピグモンを抱えたままデスレムと戦うことを強いられるが、駆けつけたウルトラの母のマザー光線で傷が癒え、ピグモンを安全な場所へ運んだ。


[怪獣バスターズ]]/怪獣バスターズパワード

ミッション『小さき反応』をクリアするとS4で保護することになる。POWERED版ではレッドキングが(なぜか攻撃力を高く補正されて)出現するが、倒さなくてもピグモンを保護するだけでクリアとなる。


普段は主人公の私室で帰りを待っており、好感度が上昇すると艦内で主人公の後について回り、踊ったりするようになる。


ミッション中にフィールドサーチで採取できるアイテムの中には、ピグモンの好物である果実があり(『緑の花』『すいしょうの花』『火の花』『すなの実』『水の実』『氷の実』『白と黒の花』)、艦に戻った後お土産として渡すと好感度が上がる。この時ピグモンの頭を撫でるとさらに好感度を上昇させることが出来るが、ボタン入力のタイミングが意外に難しく、撫でそこねると却って好感度が下がってしまう。


またお土産を渡した後ミッションをはさんで再びピグモンに話しかけると、お返しに素材アイテムをくれる。好感度が高いほどレアなものをくれる確率が高くなり、『赤いフーセン』はこの方法でしか入手できない他、『星のカケラ』や『スペシウム石』など強力な装備の素材となるアイテムも貰える(何処から調達しているのかは不明)。


ちなみにアイテム合成で作り出せる特殊な果実(『オレンジみかん』『ウォーターピーチ』『グリーンメロン』『ホワイトチェリー』『空色ブドウ』『おうごんリンゴ』『ちいさなリンゴ』)を渡すと、ピグモンの体色が変化し、よりレアなアイテムをくれる可能性が高くなる。


『星人科学ぶき研究②』でピグモンリュックが開発可能。上記の体色変化に合わせて4色が存在するが、いずれも『赤いフーセン』が必須素材となっており、このリュックを持っているということはピグモンとキエテ・コシ・キレキレテであることの証ともいえる。


他にもブースカ関連のイベントのいくつかは、ピグモンの好感度が発生条件になっている。


ロストヒーローズ

第1作ではソレスタルビーイングの協力者としてデザート・キューブに登場。アントラーの巣で生き埋めになっていた所をヒーロー達に助けられた。口癖は大怪獣バトル版同様に「っピ」。

その他にもビギンズ・キューブスカル魔に人質にされ、RXを陥れる為にスカル魔はピグモンを解放すると嘘をついて爆弾を起爆させる。そしてピグモンは重症にあってしまい意識を失うが、それが引き金となりRXのピグモンを守れなかった悲しみスカル魔の卑怯な行為に対する怒り力に変わり、スカル魔は因果応報の最後を迎えた。その後のピグモンは不幸中の幸いにも意識を取り戻したようだ。


ロストヒーローズ2』ではウィズダム・キューブに捕らわれていたが、今際の際に人間としての自我を取り戻したエボリュウの残した鍵によって解放された。


ウルトラマンSTORY0

「星の声」に導かれて地球にやってきた宇宙人(ヒューマノイドタイプ)の長老・ブルーが命尽き転生した姿として登場する。


ウルトラ怪獣×住まい探し

第6話に登場。今回は住まい探しではなく、無くしたものを探しにホームズくんの元へ相談にやって来た。

流石に彼の言葉はホームズくんにもわからなかったのでHOME'Sの中を手当たり次第に捜索し、無くしたものの正体が風船であった事が判明し、風船が手元に戻って大喜びしていた。


うーさーのその日暮らし夢幻編

うーさーのその日暮らし 夢幻編

アニメ『うーさーのその日暮らし夢幻編』第1話にて地球に帰ってきたうーさーが墜落した島に偶然いた。


酩酊!怪獣酒場

第50話で登場。これまではか弱いが勇気のある存在、子供達に親しまれやすいキャラクター付けをされて来たが、本作では性格が大人びた落ち着いたものとして描写されている。

多々良電産の部長という設定で、階級はレッドキングチャンドラーよりも上である。


タタラ電産ビアガーデン懇親会に出席し、飲み会が不合理だという部下の瀬戸に対し、一理あると肯定した上で眼前の合理性に囚われていないでもっと大局を見るべきだと優しく諭す…が、レッドキングチャンドラーが喧嘩を始めたせいで台無しになる。

「2nd」第17話では部下達と共に飲み会に行くが、部下達がぎゅうぎゅう詰めでトイレに行く事が出来ず、困っていた所、タッコングが吹き出したオイルのおかげで脱出でき、漏らす危機は免れた。


ULTRAMAN(漫画)

声優:山口智広(アニメ) / 伊藤健太郎(モーションコミック)


本作では怪獣ではなく、地球に移り住んでいた異星人移民であるイガル星人の元・王子(本名:ピグモン)として登場。


本来の体積が評議会の定めた基準を上回っているため普段は薬物によって小柄な人間型のボディに擬態しているが、それでも額にも一対の眼を持っているなど人間離れした風貌をしているため、カツラやフード、マスクなどでカバーしている。

本来の姿は体全体に突起物がある点は原典のピグモンと同じだが、四つの目や長い首、胴体に比べ長大な手足など全体的には大きく異なる。また胴体の倍近くの長さを持つ太い尻尾が生えており、蛇のように尻尾を使って移動する。また、目測で5m以上はあり、かなり大柄な体格。


かつてはイガル星の王子として星団評議会のイガル星代表を務めていたが、元々イガル星人は平和的な種族であったため政治的に利用されて母星もろとも滅ぼされてしまい、評議会に保護される。

その後は地球での居住を認められてひっそりと暮らしていたが、ふとしたことがきっかけでアイドルの佐山レナの存在を知ってからは彼女に憧れと強い執着心を抱くようになり、ネット上での彼女への誹謗中傷に強い憤りを覚えるようになる。


そんな中、彼女に対して掲示板で悪質な書き込みを行っていた男性が相次いで殺害されるという事件が発生。事件現場に頻繁に姿を見せていたピグモンが重要参考人として捜査線上に浮上する。当初は彼が犯人と思われたが、実際は彼女のファンである地球人3人に命令されて、他に宇宙人を雇って犯行を行っていたことに過ぎなかったことが判明する。

その後、3人が、レナがウルトラマンの話ばかりをすることに対する嫉妬心からウルトラマンの殺害を命ずるも、失敗したことで見切りを付けられてしまい、別の殺し屋を雇ってレナ本人の殺害を目論んだため、それを食い止めるためレナのライブツアーの会場に乱入する。しかし、スクルーダ星人・アダドによってその正体と真相を暴かれ、喉を切られて致命傷を負い、最後は必死に介抱を試みる進次郎に泣きながら謝罪し、死んでいった。


名前こそピグモンだが、「滅亡した星の王子で難民として地球にやってきた」と言う設定はむしろウルトラマンレオおおとりゲンを彷彿とさせる。


ゲーム版「BE ULTRA」では原作同様に巨大化能力を使用でき、攻撃力が倍加し、スキルダメージを回復エネルギーに変換して回復する能力を持っている。敵に回るとこの能力がかなり厄介で、ボスとして登場した際には攻撃力の高いパーティでも苦戦は免れない。しかも広範囲攻撃はレンジ外でも大ダメージを与えることができると言う恐ろしいものであり、スタン付与スキルを変身前の状態に叩き込んで、変身を阻止する事が戦いの鍵となる。


ウルトラマンデュアル

ピグGという個体が登場。


今作のピグモンは宇宙人たちの間で「善行を伝える賢者」として言い伝えられており、生前に善い行いを沢山すると繁殖できるとされている。


宇宙警備隊に保護され、ヴェンダリスタ星人達との戦いで光の国が一触即発の状態に陥る中、ウルトラセイントティアと共に地球に不時着。ティアと共に光の国の飛び地でヴェンダリスタ星人達と戦う事となった。メカに強く、ティアズ・スタンドを修理することができる。

地球の人間にあまり良い感情を抱いておらず、ウルトラマンとなっても懐くことがない。


雌の個体だが当初は雄だと思われており、名前の「G」はおじいさんという意味だったが、雌と発覚してからは「ギャル」のGとなった。


地球人への誤解が解けた後は普通にピグモンと呼ばれるようになった。


かいじゅうステップ

CV:久野美咲

ピグちゃんという名前で登場。


セブンガーファイト

第5話にて関連性の疑われていたガラモンと共に登場…するのだが、ファイト系特有のチープさとサイズ差を演出する為に撮影ではソフビ人形が使用されており、なかなかにシュールな光景となっている。一応は後述するように作品の内容はシリアスである。


ガラモンセブンガーが交戦する現場に居合わせ、セブンガーの奮戦虚しく、ガラモンに踏み潰されて命を散らしてしまう。しかし、彼の死はバッテリーが切れて動けないはずのセブンガーを再起させる切っ掛けを与える事に…。


ウルトラ忍法帖

将軍の友人であるガラダマ王国の国王・ガラモンⅢ世の娘「ピグモン姫」として登場。父親曰く母親似の美人とのことだが、目つきが違うだけで後は全て父親そっくり。移動手段として空飛ぶ絨毯を使う。他には魔法のランプを所持していたが、ランプの精は留守だった。朧党とウル忍の石油を巡る戦いの最中朧党の人質にされてしまうが、恐怖で顔が悲惨な状態になったため直ぐ解放された。一連の事件が切っ掛けで親子揃ってマンを気に入っており、タロウからも「マンの彼女」と認識されているが、当然マンからは快く思われていない。


全ウルトラマン大投票

カネゴンとともに番組の進行のお手伝い?として登場したが、カネゴンがカンペで指示を出していたのに対し、ピグモンはただいるだけだった。


余談

ピグモンとガラモンの違い

よく両者は一緒くたにされる事が多く、ガラモンはピグモンの親戚といった勘違いは往往にして見られる。この際違いをはっきりさせておこう。(太文字が最大の違いなので見分ける時の参考にしていただけたら幸いである。)


  • ガラモン(またはガラゴン)
    • 宇宙人の侵略兵器。(要はロボットで地球人の敵対者。ガラモンのオマージュ怪獣ガモランはコントロール装置を付けられて巨大化した異星の生き物。)
    • サイズは巨大。(ガラQの方は小型。)
    • 隕石や怪電波などゲーム作品での攻撃手段は豊富で怪獣の中では強い方。
    • 動きがやや緩慢で足音が機械音、表情はどことなくぎこちない。
    • 写真がモノクロだったり、破壊されたダム、東京タワーが写っていたらガラモン。
    • ややこしい事に総天然色版ではピグモンと同じ赤なので注意されたし。

  • ピグモン
    • 地球に住む生き物。(後続作品では宇宙にも生息していたり、マックスでは生体コンピューターとして扱われているが、殆どの作品では前述の扱いとなる。)
    • 人間に対して非常に友好的。
    • サイズは人間程なので攻撃手段が全くなく、あまり強くない。
    • 足音や鳴き声は動物らしく、動きは素早い。
    • 写真で風船を持っていたらピグモン。
    • 登場する作品には大体ウルトラマンが出てくる。


関連イラスト

ホワイトクリスマスピグモン


関連タグ

ウルトラマン 初代マン怪獣 ウルトラ怪獣

ピグモン(ウルトラ怪獣擬人化計画)

ガラモン

ガモラン/ミーニン

ガラQ

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