概要
京極夏彦による小説シリーズ。2011年から『怪』にて連載。
最大の特徴は、なんと言ってもその異様にカオスなストーリー展開であり、(登場人物いわく)極めて節操がないほどの大規模なクロスオーバーが特徴。キャラクターだけでなく、実在の人物たちが実名で登場している。
ゆうきまさみによる漫画版も存在する。
ストーリー
水木しげるの意味深な警告と共に、日本中で事件が多発し、社会情勢が混乱していく。
さらに、なぜか妖怪の目撃情報が多発し、事態はさらに悪化することとなる。そんな日本の様子は世界の注目の的となる。
そして、妖怪だけでなく、作家、政府、警察、自衛隊、宗教界、など様々な人物や組織が暗躍し、ついに大事件が起きてしまう・・・。
登場キャラクター
- 直接の登場がなくても、作中で実際に言及された実在人物や作品やキャラクターは数え切れないほど多い。
- 以下のリストは、ほとんどが実際にキャラクターとして役割を得た者に限定しており、刀剣男士や猿の惑星のシーザーなど、実名で言及された数多のキャラクターは含んでいない。
- 終盤にて召喚が検討されたが却下されたキャラクターを含む。
実在の人物
およそ百名以上の実在の人物や実在の人物をモデルにしたキャラクターが登場する。
このリンクで挙げられているのも一部にすぎない。
- 水木しげる
- 京極夏彦
- 荒俣宏
- 村上健司
- 宮部みゆき
- 恩田陸
- ハワード・フィリップス・ラヴクラフト
- オーガスト・ダーレス
- 多田克己
- 平山夢明
- 夢枕獏
- 郡司聡
- 東雅夫
- 木原浩勝
- 黒史郎
- 及川史朗
- 香川雅信
- 湯本豪一
- 山田五平
- レオ☆若葉
- 似田貝大介
- 似田貝大介
- 鳥井龍一
人間
妖怪・悪魔
- ダイモン(妖怪大戦争シリーズ)
- 加藤保憲(帝都物語および妖怪大戦争シリーズ)
- 豆腐小僧(豆富小僧シリーズ)
- 鬼太郎(ゲゲゲの鬼太郎)
- 一反木綿(ゲゲゲの鬼太郎)
- 青嵐(百鬼夜行抄)
- 犬夜叉(犬夜叉)
- 殺生丸(犬夜叉)
- 鬼灯(鬼灯の冷徹)
- とら(うしおととら)
- ニャンコ先生(夏目友人帳)
- 妖怪(妖怪ウォッチ)
- 深きもの(クトゥルフ神話)
- 塗壁・赤舌・大首・手洗い鬼・ぬっぺっぽう・しょうけら・化け狸などの日本妖怪
神仏系
悪霊系
怪獣・動物系
※召喚が検討されたが却下された
ロボット系(自律できないモノは召喚しても動けないという理由から却下された)
- 學天則
- マジンガーZ(マジンガーZ)
- ジャイアントロボ(ジャイアントロボ)
- エヴァンゲリオン(新世紀エヴァンゲリオン)