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異次元フェスの編集履歴

2023-12-22 15:14:44 バージョン

異次元フェス

いじげんふぇす

作品の垣根を超えたコラボ音楽イベント。第一弾として2023年12月に「異次元フェス アイドルマスター★♥ラブライブ!歌合戦」を開催。

概要

<『異次元フェス』とは>

「アニソン」の枠を超えて広がり続ける2次元×音楽の世界で、あらゆるコンテンツの垣根を超えて異次元のコラボレーションを実現するために生まれた新しい音楽イベントシリーズです。

公式サイトより引用)



異次元フェスとは所謂、作品の垣根を超えたコラボ音楽イベントシリーズ。

第一弾として「異次元フェス アイドルマスター★♥ラブライブ!歌合戦」を開催。本記事ではこれについて記述する。


※pixivにおける両シリーズのコラボタグに関する解説はアイマス×ラブライブを参照。


開催概要

異次元フェス アイドルマスター★♥ラブライブ!歌合戦」は、2023年12月9・10日に東京ドームで開催された、アイドルマスターシリーズラブライブ!シリーズの合同フェス。

主催・企画は「異次元フェス アイドルマスター★♥ラブライブ!歌合戦製作委員会」。制作はバンダイナムコミュージックライブ

公式ハッシュタグは「#アイラブ歌合戦」。


両シリーズとも「バンダイナムコグループが主導しているアイドル系作品」と言う共通項があり、アニメロサマーライブ2015では765PRO_ALLSTARSμ'sの共演が実現している。

以降もシリーズが続いており、双方に出演しているキャストも複数存在する。


それから8年が経過した2023年7月、突如として両シリーズの合同フェス開催が発表された。

なお、今回のフェスでは2015年に共演した両シリーズの第1作は対象に含まれていない。


両者の歴史の中での東京ドーム公演の経歴として、単独公演は今回出演しないμ'sが1回、Aqoursが2回(いずれもラブライブ!)、合同ライブではアイドルマスター(こちらも今回出演しない765PRO ALLSTARSを含む)が行っている。

なお、蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブLiella!坂倉花はデビューから1年経っておらず、ドーム公演も初である。



当日の会場敷地内では企画として、有志ファンがデザインした応援のぼりを掲出するデザイン権募集イベント(抽選有り、要参加費)を開催予定。

アイドルマスター側は同年2月のライブイベントで一度経験している企画である。


反響

初代(765PRO_ALLSTARS・μ's)のコラボ経験はありつつも、それ以外で大々的に合同企画を行うことがなかった両コンテンツ。

同じアイドル系統として21世紀のアニメ界隈を牽引してきたと同時に、ファンを二分するライバル的存在でもあった。

開催前、両コンテンツのファンからは、「(特定の曲が歌われてほしくなかったなど)お気持ち表明が多発する」という懸念が多かったことも事実。

しかし、蓋を開けてみれば、どのような光景が広がっていたかは皆さんもご存知の通りである。


アイマス組がラブライブの楽曲を披露し、その逆も行われる「貿易」が好評を獲得し、作品の垣根を容易く突破してみせた。

代表的なシーンとしては、繚乱!ビクトリーロードにおいて、ラブライブどころかアイマス組の新規パートまでもが披露された箇所などが挙げられる。


シャッフルしたメンバーで楽曲を歌唱する、久々にnew generationsによる「流れ星キセキ」が披露されるなど、歴代のファンたちへのファンサービスも欠かさないセットリストに観客は熱狂した。


そして、最大の盛り上がりを見せたのは、day2最終盤。

アイマス組が、μ'sおよびラブライブを象徴する楽曲・Snow halationを披露すると、続けてラブライブ組が、765PRO_ALLSTARSの名曲・M@STERPIECEを歌い上げたのだ。

お互いの最大火力ともいえる楽曲を交換し合い、コンテンツ間の溝を完全に埋めてみせた。


東京ドームを熱狂のるつぼへと変化させ、第1回異次元フェスはこれ以上ない盛況を博した。

結果的に2日間で合計27万人のファンを動員し(現地9万人・配信18万人)、その規模はまさに異次元級だったといってもいいだろう。

外部リンク


コンテンツの交換

楽曲のクロスオーバーという企画が好評を博したのは前述の通りだが、公式に行われたことで敷居が低くなったのか、開催後はファンが互いの文化を交換し合うという光景がみられるように。

その中でも特に影響力が大きかったのが、以下のようなものである。


繚乱!ビクトリーロードの口上

元々は虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の楽曲だったが、day2で披露された際、オリジナルメンバー2名以外の口上(セリフ)が新規で作成されるという異常事態が発生。最終盤での披露+盛り上がりに振ったEDM風の楽曲ということもあり、大きな話題となった。

そんな中、公式Xで14名(うち2名は原曲のもの)の口上が公開されたことでブームに火が付いた。外部リンク


この楽曲を初めて知ったと思われるアイマスPによって、X上で『#アイマスアイドル繚乱ビクトリーロード』というハッシュタグが作成され、オリジナルの力作が多数投稿された。これに負けじと、ラブライバーも『#スクールアイドル繚乱ビクトリーロード』のタグを作り出し、ハイクオリティな作品を次々に世に送り出している。


ウンババ構文

day2の16曲目に披露されたアイドルマスター ミリオンライブ!の楽曲・「ジャングル☆パーティー」は、初見のラブライバーに多大な影響を与えた。盛り上がりに全振りした歌詞や振り付け、アイマスPの異様なまでに気合の入ったコールが印象的だったのか、開催後には楽曲への注目度が大きく上昇した。


その影響もあり、ゲーム・シアターデイズ内で表示された文章、「~、そこはジャングルだった。」をあらゆる文章の文末につけるという、いわゆるウンババ構文がネットミーム化。数日間にわたってXでトレンド入りするなど、大きな話題となった。


新規開拓の可能性

「特定のシリーズしか知らない」という層にとって、異次元フェスは新規開拓のきっかけとして機能。上記のように楽曲単体で話題になったものもあれば、そもそもコンテンツ自体の人気が上昇したものもある。そのようなものについて、以下で紹介する。


ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ

プロジェクトの始動が2023年2月と、活動開始からわずか1年足らずで東京ドームという大舞台に立った蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ。いざ楽曲を歌い上げると、楽曲のクオリティ、演者のパフォーマンスなどが話題となり、その知名度が急上昇。

特に、スリーズブーケの楽曲・「Holiday∞Holiday」は、サビ部分のキャッチーな歌詞や振り付けもあり、アイマスP・ラブライバーを問わず絶大な人気を博した。


Spotifyが提供するバイラルトップ50(話題性が急上昇した楽曲ランキング)においては、「Holiday∞Holiday」が2位、「ド!ド!ド!」が3位、「On_your_mark」が5位にランクインし、ドームデビューとしてはあまりに鮮烈すぎるインパクトを残してみせた。外部リンク


参加作品名


出演者

(9月23日 第3弾発表分)

ライブグッズ「イベント公式アイドルマスターラブライブレード!」は、ゲスト出演ではない下記アイドル(=スクールアイドルミュージカル、高咲侑は除く)の全メンバーカラーを網羅した、脅威の108色ペンライト



『アイドルマスター』シリーズ出演者

アイドルマスター側は選抜メンバーという事もあり、両日で出演キャストが完全に異なる。


Day.1 2023年12月9日(土)

アイドルマスター シンデレラガールズ(13名)

藍原ことみ一ノ瀬志希役)

五十嵐裕美双葉杏役)

髙野麻美宮本フレデリカ役)

中島由貴乙倉悠貴役)

飯田友子速水奏役)

井上ほの花浅利七海役)

上坂すみれアナスタシア役)

洲崎綾新田美波役)

富田美憂砂塚あきら役)

ルゥティン塩見周子役)

生田輝ナターリア役)

立花日菜久川凪役)

山下七海大槻唯役)


アイドルマスター ミリオンライブ!(8名)

山崎はるか春日未来役)

田所あずさ最上静香役)

Machico伊吹翼役)

麻倉もも箱崎星梨花役)

小岩井ことり天空橋朋花役)

中村温姫ロコ役)

平山笑美北上麗花役)

渡部優衣横山奈緒役)


アイドルマスター シャイニーカラーズ(14名)

礒部花凜月岡恋鐘役)

菅沼千紗田中摩美々役)

八巻アンナ白瀬咲耶役)

希水しお三峰結華役)

結名美月幽谷霧子役)

黒木ほの香大崎甘奈役)

前川涼子大崎甜花役)

芝崎典子桑山千雪役)

和久井優浅倉透役)

土屋李央樋口円香役)

田嶌紗蘭福丸小糸役)

岡咲美保市川雛菜役)

紫月杏朱彩七草にちか役)

山根綺緋田美琴役)


Day.2 2023年12月10日(日)

アイドルマスター シンデレラガールズ(13名)

大橋彩香島村卯月役)

福原綾香渋谷凛役)

原紗友里本田未央役)

佐藤亜美菜橘ありす役)

黒沢ともよ赤城みりあ役)

集貝はな的場梨沙役)

小市眞琴結城晴役)

今井麻夏佐々木千枝役)

春瀬なつみ龍崎薫役)

久野美咲市原仁奈役)

小森結梨古賀小春役)

中澤ミナ佐城雪美役)

花谷麻妃遊佐こずえ役)


アイドルマスター ミリオンライブ!(8名)

愛美ジュリア役)

伊藤美来七尾百合子役)

木戸衣吹矢吹可奈役)

香里有佐桜守歌織役)

駒形友梨高山紗代子役)

末柄里恵豊川風花役)

南早紀白石紬役)

山口立花子百瀬莉緒役)


アイドルマスター シャイニーカラーズ(14名)

関根瞳櫻木真乃役)

近藤玲奈風野灯織役)

峯田茉優八宮めぐる役)

河野ひより小宮果穂役)

白石晴香園田智代子役)

永井真里子西城樹里役)

丸岡和佳奈杜野凛世役)

涼本あきほ有栖川夏葉役)

田中有紀芹沢あさひ役)

幸村恵理黛冬優子役)

北原沙弥香和泉愛依役)

川口莉奈斑鳩ルカ役)

三川華月鈴木羽那役)

小澤麗那郁田はるき役)




『ラブライブ!』シリーズ出演者

ラブライブ!側は、参加作品の主役グループ所属アイドルは両日フル出演となる。

スクールアイドルミュージカルはWキャスト制で各メンバーにつき1キャストずつ出演。

Aqours(ラブライブ!サンシャイン!!)(9名)

伊波杏樹高海千歌役)

逢田梨香子桜内梨子役)

諏訪ななか松浦果南役)

小宮有紗黒澤ダイヤ役)

斉藤朱夏渡辺曜役)

小林愛香津島善子役)

高槻かなこ国木田花丸役)

鈴木愛奈小原鞠莉役)

降幡愛黒澤ルビィ役)


虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(12名+1名)

大西亜玖璃上原歩夢役)

相良茉優中須かすみ役)

前田佳織里桜坂しずく役)

久保田未夢朝香果林役)

村上奈津実宮下愛役)

鬼頭明里近江彼方役)

林鼓子優木せつ菜役)

指出毬亜エマ・ヴェルデ役)

田中ちえ美天王寺璃奈役)

小泉萌香三船栞子役)

内田秀ミア・テイラー役)

法元明菜鐘嵐珠役)

<応援出演>

矢野妃菜喜高咲侑役)


Liella!(ラブライブ!スーパースター!!)(11名)

伊達さゆり澁谷かのん役)

Liyuu唐可可役)

岬なこ嵐千砂都役)

ペイトン尚未平安名すみれ役)

青山なぎさ葉月恋役)

鈴原希実桜小路きな子役)

薮島朱音米女メイ役)

大熊和奏若菜四季役)

絵森彩鬼塚夏美役)

結那ウィーン・マルガレーテ役)

坂倉花鬼塚冬毬役)


蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ(6名)

楡井希実日野下花帆役)

野中ここな村野さやか役)

花宮初奈乙宗梢役)

佐々木琴子夕霧綴理役)

菅叶和大沢瑠璃乃役)

月音こな藤島慈役)



〈ゲスト出演〉

スクールアイドルミュージカル(10名+6名)

堀内まり菜椿ルリカ役)

浅井七海皇ユズハ役)

杏ジュリア北条ユキノ役)

小山璃奈天草ヒカル役)

佐藤美波三笠マーヤ役)

関根優那滝沢アンズ役)

南野巴那若槻ミスズ役)

黒木美佑来栖トア役)

加藤夕夏鈴賀レナ役)

山本愛梨晴風サヤカ役)


ディスコグラフィー

イベントテーマソングである「異次元★♥BIGBANG」が2023/12/6発売予定。

歌唱は各グループの代表メンバーである、島村卯月(CV.大橋彩香)、最上静香(CV.田所あずさ)、月岡恋鐘(CV.礒部花凜)、高海千歌(CV.伊波杏樹)、上原歩夢(CV.大西亜玖璃)、澁谷かのん(CV.伊達さゆり)、日野下花帆(CV.楡井希実)が担当。


広報

宣伝隊長として、アイドルマスターからは黛冬優子、ラブライブ!からは津島善子が抜擢。

また、アンバサダーにはアイドルアニメ好きで知られるバーチャルYouTuberとしてにじさんじからドーラ、ホロライブからラプラス・ダークネスが就任しており、両名はX(旧Twitter)との連動イベントのコーナーにも出演している。

セットリスト

披露曲数や質が題名の如く異次元であること、ネタバレ防止のため、公式Xや、以下のリンク12に詳細。

関連リンク

公式サイト

公式X(旧Twitter)

関連タグ

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