かわいい子
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かわいいこ
かわいいと思う、若い、幼い者。
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32話 自画自賛と彼女の様子
スコールのような雨が去ったあと、陽が差してきた。母が声を掛けてきた。、晩御飯食べていったら?俺は麻沙美に会おうと考えていた。なので、いや、帰るよ。もう少ししたら送ってくれな。母は不服そうに、なんだ、もう帰るのかい。ゆっくりしていけばいいのに。そう言った母は少し寂しそうだった。茶飲み友だちいないのか? いないこともないけど、相手は旦那もいるから頻繁には会えないよ。母が少し心配になった。寂しい思いをしているのではないかと。でも、母は、大丈夫! 気にしなくていいから。おまえも感じていると思うけど、独りは楽だからと、気丈にふるまった。たしかに楽といえば楽だ。でも、母の年代で独り暮らしは本当に寂しくないのだろうか。だからといって一緒に暮らす気はないけれど。4,955文字pixiv小説作品