ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

アングルドデッキとは、空母の形態の一つ。英語でAngled deckと書き、その名の通り、船体の首尾線に対し斜め飛行甲板を設けたもの。


空母 龍驤

第二次世界大戦までの空母は、上のイラストのように、一直線な飛行甲板を持っていた。これだと発艦と着艦を同時に行えなかったり、着艦の際も前部に機体が滞留するため、着艦に失敗するとそこにつっこむなど、運用に問題が多かった。

これに対し、アングルドデッキは着艦甲板を斜めに設けることで、着陸用滑走路と待機場所を分離でき、邪魔な滞留機がないので、着艦に失敗しそうになったらそのまま斜め前に飛びだして離陸すればいいなど、艦載機の運用が便利になった。

この奇抜な発想は、イギリスが発祥である。現在は、全世界の空母で取り入れられている。


8月9日は…

航空巡洋艦など、スペースに問題があって飛行甲板を斜めに設ける場合もある。架空の航空戦艦ではこのような例は多い。

関連記事

親記事

飛行甲板 ひこうかんぱん

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 86753

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました