アニメ『SAMURAI7』に登場する、機械のサムライ「キクチヨ」とカンナ村の巫女の妹である「コマチ」の組み合わせ。本作の癒しコンビ
元気いっぱいで物怖じしない性格のコマチは、ぶっきらぼうだが温かい心を持つキクチヨを気に入り、「子分」などと呼び、常に一緒に居るようになる。
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ネタバレ注意
都での最終決戦の直前、「生きて帰る」という約束の印として、キクチヨはコマチに自身のサムライの証である家系図を預ける。
それに対し、コマチは将来自分の婿になって欲しいと告白し、キクチヨは涙ながらに受け入いるが・・・。
26話、墜落しカンナ村に向かって迫りくる都を止めるべく、満身創痍のまま単身で斬艦刀を用いて、機械の体で行う事は自殺行為である振動斬りを放つ。
巨大すぎる都に対しては余りに小さな一撃ではあったが、それでもキクチヨは決して退くことなく赤熱する体で都に立ち向かう。
止める事は出来なかったものの突進する方向をずらす事に成功し、村には何の被害も無かった。
コマチが約束の預かっていた家系図を返そうとやって来るが、そこには体のほとんどが消滅し、地面に突き刺さったキクチヨの両足しかなかった。
その足は迫りくる都に相対して向いており、彼が一歩も退かずに死亡した事を物語っていた。
亡骸はカンナ村に葬られた。
都が倒された後の描写から、どうやらコマチは長い間キクチヨが死んだ悲しみから抜け出せなかったようである。