滅び行く星、その静寂の中を一人旅する少年セト。
彼は崩れた世界の中で、どこかにいる、同じ人間の生き残りを探しています。
時にくじけそうになりながらも、たった一人、白い月を見上げて、微かな希望を抱いて。
概要
CV.桑島法子
人類がほぼ死滅してしまった地球に生き残った数少ない人間の一人。15歳。
その顔立ちとやや伸び気味の髪のせいかパッと見、女の子の様に見えるかもしれないが男の娘である。
水色の雨合羽を身につけ、首からは大事な思い出の品々をいれたロケットを下げている。
性格は至って純粋で寂しがり。一度決めたらテコでも動かないような一面も見みせる。
また、年齢の割に精神的にかなり幼く、漢字はある程度読めるものの、物をあまり知らない面がある。
経緯も出自も不明だが、かつてはおじいさん(血縁関係はない)と展望台で暮らしていたのだが、そのおじいさんは本編開始前に亡くなり、彼の遺した手紙を見て生き残りの人間を探すべく旅立ちを決意する。
そして廃墟と化した世界を、どこかにいるかもしれない生き残りの人間を探す為、一人旅を続ける。
誰かにそばにいて欲しいから。一人で月を見上げていたくないから。