ブラックほしの
ほしのはほしのですぅ
ブラックほしのとはYouTubeチャンネル「コピプラネット」に登場するキャラクターの一人である。あることがきっかけで誕生したほしののドッペルゲンガー的な存在。口癖はほしのと変わりがないが、語尾は「ですぅ」といったように、しっかりと差別化されている。
公式からはほしのの偽物とされている。ほしのと性格にあまり差はないが、どちらかというと、こちらの方がしっかりしている印象が多い。
一人称は、なんと「ほしの」で、ほしのと全く同じ。他メンバーからの呼ばれ方は「ブラックほしのちゃん」や、呼び捨ての「ブラックほしの」。
見た目はほしのの旧立ち絵。ところどころにある星の飾りはオリジナルの黄色から赤に変わっている。何よりの特徴は、「ほしののアイデンティティのあほ毛がブラックほしのにはない」点。理由は不明。
!!★この先、ネタバレ注意★!!
ブラックほしの誕生のきっかけは、ほしのがとある日に魔理沙のケーキを勝手に食べて怒られ、家出をしたことから始まる。
家出をした先で、目が赤く、全身が黒い犬と出会ったほしのは、その犬の前で「ほしのが2人いたらいいのに」「そうしたらケーキが2つ食べられるのになぁ...」とつぶやく。
実はこの犬「幻想犬」という特殊な犬であり、純粋な心を持つ者の願いを叶えてくれる存在。しかし、満月の日にのみ暴走するという特徴がある。
...そして、この日は満月だった。
当然トラブルが起きないわけがなく、ほしのは家に帰ると、自分のやった覚えのないイタズラのことことで怒られ、今度は家を追い出される羽目に。その出先で初対面となったのがブラックほしのである。
幻想犬の本来の力であれば、ほしのと見た目も性格も全く同じ人物が生成されるはずが、暴走状態であったためにほしのの性格を悪くしたような、見た目以外似ても似つかない存在が誕生。もうお分かりだと思うが、前述の身に覚えのないイタズラはブラックほしのの仕業。あげくブラックほしのは「あんた(ほしの)が消えてくれれば、完全にほしのになれる」と言い残しどこかへ消える始末。困ったほしのは、当時お決まりの流れだった「魔女さんの家へ直行」をする。
相談を受けた彼女は幻想犬のことをほしのに説明。前述の説明に加え「偽物が自分自身で消えるべきだと思えば、偽物は消える」ことも語った。そこで魔女さんの提案により、どっちが本物かの勝負をすることになった。内容は「鉱石集め」。鉄(1ポイント)、金(2ポイント)、ダイヤ(5ポイント)を集め、よりポイントの高かった方の勝ち、というもの。
- ゆりか、霊夢、魔理沙とは勝負中に和解。魔女さんから事情を聞いたとのこと。
- 勝負をした理由は「ブラックほしのに勝負で負けさせれば、自信を無くすだろう」と踏んだため。
さすがはほぼ同じもの同士。勝負は拮抗する。
...がしかし、この勝負の勝者はなんとブラックほしの。
このままではほしのが消えてしまう...となるはずはなく。
魔女の計らいにより、ダイヤがほしののもとに一つ追加されることとなり、ギリギリ勝負にほしのが勝つという結果に。
これでブラックほしのは消えr
ほしの「ブラックほしのさん...!」
ブラックほしの「ふん!お前なんか嫌いなのですぅ!」
ほしの「ほしのはほしのだけだけど、ブラックほしのさんはブラックほしのさんだけなのです!」
ブラックほしの「ほしのの存在を...認めるですぅ...?」
これにはブラックほしの自身も驚きを隠せていなかった。
(というより、困惑に近いかもしれない。)
...ということで、ブラックほしのはほしのが存在を認めたことにより、存在し続けることに。
その後は一旦は魔女さんの村で預かることになった。
が、今度は魔女さんが引っ越しをすることになり、今度はブラックほしのをシロナが預かることに。
以降はずっとシロナと共に天界で暮らし、シロナの仕事の手伝いをしている。
- ちなみに、前述の勝負で、ポイントこそ互角だったものの、ほしのはポイントの低い鉄を地道に集めていたのに対し、ブラックほしのは鉄をほぼ無視してダイヤ集めに専念するなど、若干の性格の差が表れている。
- 勝負に負けて吹っ切れたのか、性格はほしのそっくりになった。
- 何気に、ブラックほしのを天界へ預けに行く回は、神様コンビの初登場回でもある。
最近、日ごろの仕事の手伝いへの感謝と称して、ブラックほしのの中に眠っていたという「相手に見たい夢を見せることのできる能力」をシロナに目覚めさせてもらった。
この能力がある理由としては、「夢を叶える幻想犬から生まれた存在だから」であるらしい。
ブラックほしのを天界に預ける回にて、魔女さんがブラックほしのについて
(要約)「本来はどちらかが消えるはずだったのが、どちらも存在し続けているから、何が起きてもおかしくはない」ということを話す。しかも、その不測の事態に対応できるレベルの魔法使いが魔女さんくらいしかいないという衝撃の事実も語る。前述はしなかったが、そういうわけもあってシロナのいる天界へ預けることとなったのだった。
...が、悪い予感というものは当たりやすいものである。
.....天界には現世のありとあらゆる事象を調節する「調律の間」という、一部の認められた神しかたちいれない部屋があるのだが、シロナが許可したとはいえ、「ほしのやゆりかなどが何事もなく部屋に入れるレベルで警備がガバガバ」****「部屋の鍵さえ持っていれば誰で入れる」という、とんでもない欠点が存在していた。
尚、セキュリティの甘さはシロナやクロエの所為ではないので悪しからず。
何故こんな話をしたか、というと、そのガバセキュリティのせいで暴走したブラックほしの侵入を許してしまい、特に記憶をつかさどっていた部屋を荒らされるという事件が「2度も」起きてしまう。この影響で、霊夢や魔理沙のことを忘れてしまうというトンデモない弊害まで出てしまった。
- ちなみに、1度目に魔理沙のことが忘れられてから、2度目に霊夢が忘れられるまでまぁまぁな期間があったが、その間には、記憶の部屋をシロナたちが封印しただけで、調律の間のセキュリティは改善されていなかった。上はなにやってんだ。
ブラックほしのが暴走した根本の理由は不明だが、2度目の霊夢を忘れた事件にて、力を欲していたらしいことが判明。口調も最初に現れた頃よりも怖いものになっていた。
- おそらくは、忘れていた当初の「力をつけて本物と入れ替わる」という目的が暴走につながったのではないかと思う。
事の深刻さ故にブラックほしのを破壊しようとしたクロエだったが、ほしのたちが止めたことにより一旦は封印で手を打つことに。
- こういう不測の事態に比較的厳しい処分を下すのは、性格上本来は「シロナ」なのだが、今回は珍しく「クロエ」が「存在の破壊」というかなり重い対処をしようとし、「あんた(シロナ)らしくない」と指摘されるほどだった。
「あたい(クロエ)の封印はそう長くは持たない」ということで急ぎで打開策を講じることに。
シロナが仕入れた情報により「幻想犬の住む夢見郷(むけんきょう)に行けば解決できるかも」ということでさっそく夢見郷へ向かった。
- ちなみに、満月で暴走していない幻想犬は、かなりカラフルで、夢見郷には木が一本も生えていないというサバイバル完全不向きな場所だった。
夢見郷にいた管理者によると、「夢封石という石なら、暴走を抑えられるかも」ということで、それを探し、なんやかんやあって見つけ、その石でネックレスを作ることに。
それを身に着けたことで、ブラックほしのの暴走の危険性は著しく下がることとなった。
以降、ある特例を除き暴走は一度もしていない。