ドクターの手下の魔女。弟分のバルログと共に「悪魔の冠」を被る者に従っている。
OPの描写から、「冠」の所持者がいない場合はバルログと共に封印されているようである。
冷酷非情かつ高慢な性格で、バルログのことも犬並みの頭と見下しており、あまり仲が良くない様子。
劇中で魔法について語られることはないが、彼女は常に宙に浮いており、さらに島中ならどこへでも転移ができるようだ。戦闘時には黒い玉などを放つ。
ドクターの命でミミガーの拉致や反逆者の処分などをしており、物語開始時点では逃亡したスー(坂本数)を連れてくるよう命じられていた。
砂区で「赤い花」の種の入手した後、何度も対峙してきた主人公（クォート）たちを邪魔者と判断し、「迷宮」送りにする。その後、島中のミミガーを捕えて「赤い花」を育てさせたり、その実験に利用しようとしていた。
最終決戦ではクォートとの対峙の後、島のコアを破壊させまいとスーを人質に取るものの、ドクターの暴走した「赤い結晶」の影響で異形の姿に変身させられて戦い、死亡した。
以下、トゥルーエンドのネタバレにつき注意。
トゥルーエンドではボロスを撃破したことで島の墜落が阻止された。その後壁に圧し潰されそうになった主人公とカーリーの前にバルログが現れ無事救助されるが、
彼曰く「やっぱりここだったんだね。ミザリーの言ったとおりだ。」とのことなので、彼女はあの後生存していたことが分かる。
そしてエンドロールでは彼女が崩落後の外壁に立ちこちらを振り返る新規カットが挿入されている。
よくみると本編中では首辺りまでしかなかった髪が肩まで伸びており、そこそこ月日が経っていると考えられる。恐らく「悪魔の冠」の呪縛から解放されたのであろう。
実はジェンカの娘だが「悪魔の冠」の呪いで冠を持つ者の忠実な下僕になっている。
経緯は不明だが、かつて伯父であるボロスに「悪魔の冠」を作らせた結果として
不本意な運命を辿る事になったとトゥルーエンドにてバルログから「自業自得」と
語られたあたり、バルログは呪いの巻き添えを受けた事が垣間見られる。
製作元・開発室Pixel
