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「やさいキラい!ニクもっと!!うがーーーーーっ!!!」


概要編集

ラストピリオドの世界における六大国の一つ、アニマルレルムの山猫獣人。純血種のなかでも高純度の血統を持つため、眼帯で抑え込まないと獣化してしまう…のだが獣人状態でも所かまわず好物のニクを求めて暴れまわる、野性味あふれるキャラクター。


プロフィール編集

性別女性
出身地アニマルレルム
好きなものニク(特にホプまん)
嫌いなものやさい

人物編集

このムルというキャラクターは「人語をかろうじて話せる大食いで、偏食の山猫」というほかない。好物のホプまんを食すためとあらば国境を越え、出禁にされるまで店に通い、大食い大会に出ればどれだけ見た目や味がお粗末でも、たとえ電撃を発するニクであっても平らげ、しかし野菜だけは細かく刻まれようがニクの味に品種改良されていようがきれいに皿に残す。ニクを目の前でスパイラルに奪われれば、持ち前の純血の能力で完膚なきまで叩きのめす。アニメ版に至っては生焼けの焼きニクをほおばっていた。(上記の行動はもちろんニクがおいしいと感じているからであろうが、超がつくほどマズいらしいスキレットの料理をウマいと評するあたりその味覚は怪しい)。

後述するクルーゼの料理への反応からも「食べること」に関しては誰よりも真摯で、ニクが絡まない限りは誰かを傷つけることもない、自分にとことん正直な少女である。


ホプまん編集

形状、味共に現実の肉まんに近しいヒューマレルムの都市ホープレスの名物。ムルを含めた多くの人物を虜にし、また我々ユーザーにとっては各種クエストを周回する際なくてはならない、ある意味ラスピリの象徴。

具材にはニクのほかにサウスボーンのたまねぎ、しいたけ、にんじんと野菜が入っている。にもかかわらず、ムルが至上の食べ物として挙げているのはスキレット曰く「絶妙なバランスで野菜の風味を消している」からとのこと。


経歴編集

黎明期からのユニットだがクルーゼやスキレット、そして召使?のネズミたち以外は過去、交友関係などは明らかではなかった…のだが、ピリコの部屋第五回にて、「すっごいお嬢さん」であることが判明。


人物関係編集

  • クルーゼ

ヘルレルムの味覚研究家。研究実績に裏打ちされた「すべての味を解明した男」。彼を見込んだ「娘の好き嫌いを直してほしい」という依頼を引き受けてしまったことが彼の運の尽き。ありとあらゆる手段でムルに野菜を食べさせようと住み込みで格闘している。そんな彼をムル本人は嫌っているわけではなく、「彼のおいしい料理が食べたいのに、野菜ばかり食べさせようとするためにうまく接することができない」というのが本心のようである。


  • スキレット

ヒューマレルムの料理人見習い。

彼女の料理は栄養バランスが整えられているものの、肝心の味がひどい有様になる。彼女自身それを理解しており、ムルに自分の料理をウマいと言われたさいには感涙していた。大食い大会に出場後は、クルーゼにスカウトされる形でムルが食べてくれる野菜料理を研究している。


  • 二匹のネズミ(公式名称ではないが便宜上このように記述。)

ユニットイラストで皿を運び、ユニットモーションではムルを荷台に乗せて引っ張るまさに縁の下の力持ちなネズミコンビ。外見はミウにそっくりで、同じ種族と思わしきネズミがラッテのユニットイラストに登場していることから料理人と思われる。よく見ると敵の攻撃に怯んだり、ムルの獣化に恐れおののいたり他のユニットに負けず表情が豊か。


余談編集

  • アストレア・アンセムの登場まで姓と名の両方がユニット名に記載されている唯一のキャラクターだった。アストレアもブラッドレルムの領主の家庭なので、前述のお嬢さん設定の伏線だったのかもしれない。
  • 2019年11月開催のコラボイベントにて実装された異世界の天才ネコのユニストにラスピリ六大国のネコユニットたちと共にゲスト出演。

関連イラスト編集

センシティブな作品センシティブな作品


関連タグ編集

ラストピリオド アニマルレルム

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