CV:石田彰
人物像
16歳の少年。身長168cm、体重57kg、9月28日生まれ(天秤座)、血液型はAB型。
黒猫の姿をしたマナ、「サルファ」と常に行動を共にしている。過去の記憶を持っておらず、アルレビス学園にスカウトされるまではサルファと山奥でひっそりと暮らしていた。気弱な性格もあり、人付き合いが苦手で世間の常識にも疎いため、この性格が災いして周囲のトラブルに巻き込まれやすい。
父親が著名な錬金術士であったことを知って憧れを抱き、父親について知ろうとするが、物語の終盤では、自分自身の出生の秘密に直面し、苦悩することになる。武器はサルファの首輪で、戦闘時にはサルファがブレード状の武器に変形する。
関連タグ
フィロメール・アルトゥング ティティルミミニケメレ グンナル・ダム
パメラ・イービス ロクシス・ローゼンクライツ アンナ・レムリ ムーペ
ネタバレ注意
ヴェインの正体は父親とされる天才錬金術師テオフラトゥス・アウグストスが生み出した人工のマナ。その目的はテオフラトゥス自身の死である。
テオフラトゥスは旅をしながら人々を助ける日々を送っていたが、とある少女の治療の際、命は助かったものの少女の生命力をテオフラトゥスが奪ってしまい、限りなく不死に近い状態になってしまう。
少女も両親もテオフラトゥスを責めず礼を言ったが、それがテオフラトゥスを更に追い詰めてしまい、彼はある目的を持って辺境にこもってしまう。
長年の研究の末誕生した人工のマナ、ヴェインはありとあらゆる願いを叶える力を持っており、その力を前にテオフラトゥスは自身の死を望む。そしてその姿を最後まで見届けたテオフラトゥスの飼い猫のサルファは生まれたヴェインに自分とヴェイン自身の名前を教え、彼と契約を交わす。つまりサルファ自体は単なる猫で、作中の変身能力などは彼をマナと認識するヴェインが無意識に与えたものである。
ヴェインの力は余りに絶大で、あらゆる願いを叶える力はあらゆる全てを破壊する事も可能とされており、物語終盤、その力自体が意志を持ってもう一人のヴェインを名乗って動き出す。
彼はヴェインの無意識の願いを叶えるべく行動しており、自分の正体を知って苦悩するヴェインの為、アルレビス学園を丸ごと自身の力で封印し、永遠の平穏を過ごそうとする。
自身の元へ辿り着いたヴェインを洗脳し、願いを叶えさせようとするも仲間によって正気を取り戻したヴェインに拒絶され、抑え手がいなくなり暴走した力としてヴェイン達に襲い掛かるが敗北。
ヴェインのマナとしての力は消滅し、ヴェインは人間として生きていく事になった。