概要
日本の陸上競技(長距離走・マラソン)選手。
1984年4月2日生まれ。福島県出身。順天堂大学卒。
箱根駅伝では5区で活躍し、初めて「山の神」と呼ばれた選手である。今井がゴールし往路優勝を決めた瞬間に「今、山の神、ここに降臨! その名は今井正人!」と叫んだことから、「山の神」と呼ばれるようになった。
なお、今井が大学卒業後の2009年・第85回大会の5区では、東洋大学の柏原竜二がゴール瞬間の実況で今井になぞらえて「新・山の神」「山の神童」と言われた。さらに2015年・第91回大会の5区では、青山学院大学の神野大地が「三代目・山の神」と称された。そのため、今井は「初代・山の神」とも呼ばれている。
2005~2007年の順大時代に3年連続区間賞を獲得し、トヨタ自動車九州に入社。社会人ランナーとして活躍している。
2024年2月25日、日本選手権クロスカントリーをラストレースとして現役引退。引退後は指導者としてトヨタ自動車九州に残る予定となっている。