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「山の神」とは編集

  1. に宿るの総称。「山神」や「山ノ神」とも。本頁で記述。
  2. 口やかましいに対する呼称の一つ。また、自分の妻を謙遜していう場合にも用いられる。山の神は女神であり、恐ろしいものの代表的存在であったことから、中世以降使われるようになった。
  3. 箱根駅伝の5区(山上り区間)で複数年に渡り圧倒的な快走を見せた人物を指す語。→山の神(箱根駅伝)
  4. カジカ科ヤマノカミ
  5. ミノカサゴの別名。

概要編集

に宿るの総称。世界各国に存在する。

日本においても、古来より山にはが住まうとされてきた。

そのため山中山麓祭りや、奉納等が行われた( → 山岳信仰)。

神話をはじめ、それらを元とした創作にも多く登場する存在である。


山に宿るとされる神編集

日本


北海道(アイヌ民族)

  • キムンカムイ … 山の恵みをつかさどる神であり、ヒグマの姿になって肉や毛皮をもたらしてくれる。さらに細分化されていて、例えば高い山に住むヒグマはヌプリコロカムイ(山を持つ神様)という高貴な神様とされたが、反対に山裾に住むヒグマは気性が荒く邪悪なヌプリケスンカムイ(山の下手の神様)と呼ばれた。
  • ウェンカムイ … 人肉の味を覚え、魔物に堕ちてしまったキムンカムイを指す。神ではなくなったため、倒された後は肉も毛皮も受け取ってもらえず切り刻まれて野晒しにされる。

関連タグ編集

信仰 アニミズム 

 神体山 神山 霊峰 霊山 神奈備 磐座

山岳信仰 古神道 神道

地主神 土着神 土地神 八百万の神

精霊 木霊 / 木魂 荒御魂 和御魂



山の神が登場する作品編集


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