佐保姫とは
もしかして : 狭穂姫命(さほひめのみこと)
概要
春をつかさどる神。元は佐保山の神霊とされていた。佐保山は奈良の都の東にあり、五行説において春は東の方角にあたるところから、春をつかどる神とされるようになった。白く柔らかな春霞の衣をまとう若々しい女性の姿をしていると考えられている。
竜田姫が裁縫や染めものを得意とする神であるため、対となる佐保姫も染めものや機織を司る女神と位置づけられ古くから信仰を集めている。古来その絶景で名高い竜田山の紅葉は竜田姫が染め、佐保山を取り巻く薄衣のような春霞は佐保姫が織り出すものと和歌に歌われる。(Wikipediaから一部引用しています)
佐保姫を祀る神社
地名
『佐保姫』という名のキャラクター
- 佐保姫 … ライトノベル『銀の海金の大地』の登場人物。 → 本頁で記述
『銀の海金の大地』の佐保姫
大闇見戸売と日子坐の間に生まれた、佐保一族の姫。佐保彦の妹。14歳。
生まれたときから母に疎まれ、それゆえに兄と族人(うからびと)の愛情を一身にあびて育ってきた。心やさしく穏やかな性格だが、時に自分の信じたことを貫こうとする芯の強さや強情さをのぞかせる。
真秀に対しては、姉のようにも妹のようにも慕わしい気持ちを抱いている。
モデルは古事記の登場人物で、垂仁天皇の最初の妃とされる狭穂姫命。
関連タグ
外部リンク
- 佐保姫(Wikipedia)