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八百万の神

やおよろずのかみ

八百万の神とは、神道における森羅万象に宿るとされる神々の総称である。
目次 [非表示]

概要

「はっぴゃくまん」と書いて「やおよろず」と読む。そのままの数量の8,000,000を表わす事はそうそうなく、非常に大きい数の例えとして使われる。


背景

神道では「神は万物に宿る」(アニミズム)と考えられ、そのためそれを総括して言い表すため、「八百万の神」という言い方を用いる。

古代の日本では万や億の位がつくような、大きい、かつ複雑な数の正確な表し方が曖昧だったことから、古来よりがとにかく数が大きいことを表す数字であるとされた(八咫鏡八尺瓊勾玉など)。同様にも数の大きいことを表す数字とされ、これらを組み合わせることでいかに数が大きい事を表しているかが分かるシステムである。下記が一例である。


  • 八十神→神が八十いるわけではなく、めちゃくちゃ多いということ
  • 八百屋→品が八百あるわけではなく、めちゃくちゃ多く売っているということ
  • ハリセンボン(フグの仲間)→針が千本あるわけではなく、めちゃくちゃ多く生えているということ(実際は千本も生えていない)
  • 八千代→八千年ではなく、めちゃくちゃ長い年月であるということ(千代もほぼ同義で、国歌の歌詞「千代に八千代に」は「長く、さらに末長く」といった主旨の訳し方をする)

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八百万 数字

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