概要
「学芸の理論とその応用とを教授研究し、高い知性と豊かな教養とを備えた人材、特に有能な教育者を育てるとともに、この地方に特色のある文化の向上を図ること」を目的とする大学。
略称は奈教(なきょう)、奈良教(ならきょう)[、奈教大(なきょうだい)、NUE。
「人・環境・文化遺産との対話を通した教育の追究」、「持続可能な社会づくりに貢献できる教員の養成」、「教員養成と教員研修の融合」を、3つの柱としており、更にESD(持続可能な開発のための教育)の取り組みが大きな特色となっており、日本の大学で初のユネスコスクール加盟承認を受けている。
メインキャンパス内に附属学校および附属認定こども園(2024年設立、国立初の認定こども園)が置かれていて、全国的に珍しい。
略歴
1874年 (明治7年) 創立の寧楽書院 (ならしょいん) を淵源として、奈良師範学校、師範予備校などを経て1943年に官立(国立)移管され、「奈良師範学校」となる。
1949年(昭和24年)5月31日、奈良師範学校および奈良青年師範学校より、新制大学の奈良学芸大学が発足。学芸学部を設置。
1966年(昭和41年)4月1日 、大学名を奈良学芸大学から奈良教育大学と改称。あわせて、学芸学部を教育学部に改称。
2022年(令和4年)4月1日
奈良国立大学機構の設立により、同機構が設置する国立大学となる。