鎧・衣装の最も外側に位置し、裾が身体から離れて靡くという性質上、早々にダメージを受けるのはある意味致し方ないと言える。
マントをトレードマークにしているキャラクターにとってはシルエットに大きな変化を与えるため、ピンチに陥った様を強調するために描かれることも少なくない。
破れてしまったマントを早々に脱ぎ捨てるキャラクターもいるが、深いダメージを負って原型をほぼ留めなくなったマントを最後まで脱がないケースもある。前者は己の戦闘力をより誇示する手段として、後者はマントを含めた衣装に誇り・愛着を持っているなど、そのキャラクターの内面を映すアイテムとして使わていると考察される。
尤もコメディ色の強い作品内ではボロボロになっても次のカットでは元通りになっているケースも見られる。
マントに飛行能力が付与されている設定が存在する作品において、破れると飛べなくなってしまうケースが多い。