作品データ
連載開始時期 | 快看漫画:2017年9月29日/少年ジャンプ+:2018年03月17日 |
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ジャンル | サスペンス・能力モノ |
連載媒体 | web漫画 |
話数 | 快看漫画:全71話/日本版:全58話 |
概要
中国のweb漫画サイト「快看漫画」と少年ジャンプ+で毎週土曜日に連載されているサスペンスストーリー漫画。
特殊なアプリによって能力を手に入れた少年少女たちが連続殺人犯を追うストーリーとなっている。
ジャンプ+では日本語訳された本編が本家より遅れる形で配信されている。
快看漫画は2019年3月10日、ジャンプ+では2019年6月1日にそれぞれ連載終了。「第一部 完」という扱いになり、現在は第二部の構想準備中となっている。
ストーリー
突如、携帯に送られてきた「第二模式」の当選メール。
それをダウンロードした者に与えられた能力が、連続殺人犯を追い詰める鍵となる——!?
(少年ジャンプ+ 作品紹介ページより引用)
登場人物
第二模式所有者
葉 秋(ヨウ シュウ)
- 初登場話:日本版1話/快看版1話
- 所有第二模式:覚通話
本作の主人公。北新中学校1年C組。
自分が理不尽な目に遭っても相手に強く言えない性格が足を引っ張ってしまっている学生。
母と妹・葉 柴の3人暮らしで父親とは別居している。父親に対しては良い感情を抱いていない様子を見せる。
紫が連続殺人犯に襲われた事件を境に相手の心を読む「覚通話(サトリツウワ)」のアプリを手に入れる。当初は覚通話が生み出す悪意に「心の声が聞こえることを良しとするか」迷っていた。
シューベルトとの戦いではイヤホンを使うことで携帯電話に触れずに心の声を聴き、形勢逆転した。
後に艾思、子墨らと共に第二模式特別対策班に組み込まれることになるが本人は割り切れていないのか乗り気ではない様子。
艾 思(アイ スー)
- 初登場話:日本版2話/快看版2話
- 所有第二模式:オーディンの眼
葉秋と同じ学校に通う男子生徒。北新中学校1年A組。一見するとチャラ男でノリが軽い性格だが仲間思い。
出会った当初はトーク本を使って誘ったり、執拗な勧誘で葉秋の怒りを買ったこともあったが葉秋が自分の携帯電話を劉に没収された際に協力し合ったことから連続殺人犯を追う仲間となる。
自分の母親が父親の愛人だったためか周囲から子供や大人からの陰口、鳥の死骸をベッドに置かれるといった陰湿ないじめの被害にあっており、自分の存在に否定的になっていく。そんなある日、自分と同じ境遇に遭いながらも人々に愛されたスーパーヒーロー・マイクの漫画本に感化され、誰かを助けるためのヒーローを目指すことになる。
普段は父親が用意したマンション「優隣レジデンス」の21階で1人暮らしをしているが父親との関係は「父親が自分に笑いかけることなんてない」「他人に自分の息子だと紹介するわけがない」とこじれにこじれている。
子光に助けられてからは彼を「兄貴」と慕っている。
陳 子墨(チン シボク)
- 初登場話:日本版4話/快看版5話
- 所有第二模式:変声
葉秋と同じ学校に通う女子生徒。北新中学校1年C組。無口に見えるが声帯ポリープを抱えており、手術の結果次第では声が出なくなる可能性を言及され、恐れるあまり口数が少なくなってしまった。
友人の小雪はそれでも子墨の友人であった。小雪が連続殺人犯に殺害されて以降は第二模式の力で犯人を捜すことを決意。その途中で出会った葉秋・艾思らと手を組むことになる。
当初は犯人に対するドス黒い怒りを覚通話で聞いた葉秋に犯人であると思われ、子墨もまた葉秋が小雪を殺害したと思い込んでいた。
医者である母親と一緒に暮らしているが仕事で家を空けがちなことから生まれる孤独を母親の声を録音した第二模式で使って埋めている。
林 樹風(リン シュウフォン)
- 初登場話:日本版8話/快看版10話
- 所有第二模式:Rec
葉秋たちの学校に赴任してきた臨時講師。白・黒・灰色のモノトーンで全身を固め、余計な会話は一切しない人物。教師同士の関係も悪く、交友圏も狭い。学校の独身寮に住んでいる。
女子生徒に乱暴したことで警察まで介入する騒ぎとなり、証拠不十分で不起訴となったが体面のため元居た学校を解雇された経歴を持つが後にそれが女子生徒のでっち上げだったことが裏掲示板で発覚した。それ以降、林は嘘をつく人間を極度に嫌うようになる。
一時期は葉秋たちから連続殺人犯と疑われていた。柴とは一度会ったことがあり、「天使のような子が被害に遭うなんて残念だ」と思いを吐露している。
物語の開始前から第二模式を手に入れ、能力者たちと戦っていたことが51話で判明した。
陳 尚兵(チン シャンピン)
- 初登場話:日本版22話/快看版25話
- 所有第二模式:捜査
刑事。連続殺人犯の捜査担当をしている中年男性。
ベテランらしく、様々な犯罪者と接してきた生活故か相手の目を見ただけで何を考えているか分かると豪語する。
葉秋に「第二模式の力を乱用するな」「我々は対等ではない」と圧を掛ける。そのために葉秋たちを監視している、とわざわざ告げるほど。
唯一の生存者である葉紫が再び連続殺人犯に狙われないように保護しており、葉秋の力を見込んで「協力」を要請するが半ば脅迫に近い形になっているなど真意は掴めない。
何かしらの病気を患っているのか吐血している。
第55話にて第二模式特別対策班を編成。
李 子光(リー シコウ)
- 初登場話:日本版25話/快看版28話
- 所有第二模式:正義
警察官…のコスプレをしている青年。死んだ父親が警察官だったことから幼少時から警察官に憧れており、父の正義を受け継ぎ、遺品から制服を引っ張り出しては街のためにパトロールを行っている。
尚兵とは知り合いで「いい加減にしないとムショにぶち込むぞ」と脅されている。
尼雅(ニヤ)
- 初登場話:日本版36話/快看版39話
- 所有第二模式:予言の詩(うた)
小学生の女児で葉秋の携帯に太った男性の事故死を予言するショートメールを送信する。
誰かから葉秋の携帯番号を教えてもらったらしく、「教えたらおもちゃ取り上げられちゃう」と葉秋に教えることを拒否した。
自分の予言は絶対に変えることができないと盲信している。
シューベルト
- 初登場話:日本版37話/快看版40話
- 所有第二模式:"凶"鳴(レゾナンス)
不良たちに絡まれていたところ、固定周波数を発生させる第二模式で不良の1人を殺害する。その後、葉秋・尼雅たちと出会う。
何故か葉秋の第二模式を把握しており、自宅に戻ろうとする葉秋を襲撃し、「私の心の声を聞いてくれよ」と殺意剥き出しの挑発をする。
自分の能力に絶対の自信を持ち、葉秋の抵抗から右手を振動させるがそれを逆に利用され、能力を相殺されてしまう。
最後の手段である低周波を使うことで葉秋を殺害しようとしたがそれに苦しんだ猛犬を逆にけしかけられる。一命を取り留めるが携帯も尚兵ら警察に押収されてしまった。
快看漫画版では「129****3349」という自分の電話番号を教えている台詞や葉秋との対決後に猛犬に指を7本噛み千切られたことが語られている。噛み千切られたシーンにはモザイクがかけられているが日本版ではモザイクが無くなっている。
連続殺人犯
- 初登場話:日本版1話/快看版1話
- 所有第二模式:他人に変装する能力
少女のみを狙って殺害する連続殺人犯。
手口は至ってシンプルだが滅多刺しにして殺害するほど残虐でまだ手がかりも出てきていない状態。殺された少女たちの携帯電話を盗んでおり、第1話では3人を殺害していることが明らかになっている。
葉秋の覚通話で本音を聞くことが出来、その正体は掴めていないが覚通話の性質から「葉秋が会ったことのある人物」であることが判明している。葉秋が心の声を聴いた際に所有者同士の電波干渉の雑音が入ったことから第二模式の所有者であると思われる。
艾思が挙げた可能性として「携帯を持っているのに持っていないフリをしている人」「内向的で人間関係が希薄なタイプ」「いきなり携帯電話を変えても問題が無い交友圏の狭い人物」。
殺された遺体には性的暴行をされた様子は無く、被害者の恐怖の感情を集めていると艾思は推察している。
58話では葉秋たちの父・葉 峰(ヨウ フォン)に化けて、紫(の身体に意識がある小鈴)と接触する。何かしらの目的のために峰を探しているらしく、彼女から居場所を聞き出そうとする。
暗殺者
- 初登場話:日本版28話/快看版31話
- 所有第二模式:他人に変装する能力・瞬間移動する能力
艾思を抹殺するために現れた暗殺者。第二模式のユーザー。
彼の父親に変装することで子光の眼を誤魔化そうとしたが艾思との関係を把握していなかったため、ボロを出してしまう。子光の能力で腕に怪我をするも瞬間移動のような第二模式で逃亡。
協力者がいるようでその人物が「ブラックリスト」に入れた人間のみをターゲットにしている模様。想定外であった警察(のフリをした子光)の介入に対して焦っていた。
創造主
- 初登場話:日本版44話/快看版47話
- 所有第二模式:不明
シューベルト曰く「第二模式の創造主」。
スーツを着た男性で第二模式の付与・回収を仕事としている。
シューベルトに能力を与えた1か月後に能力を回収しようとしたが自分の第二模式を気に入っているシューベルトはこれを拒否。能力の回収は強制的にできる。
"凶"鳴を回収しないことと引き換えに葉秋の抹殺をシューベルトに命じる。
守衛
- 初登場話:日本版46話/快看版50話
- 所有第二模式:かくれんぼ鬼
葉秋たちの通う学校の男性の守衛。
作中では出番が少なかったため、どのような人物かははっきり判明しなかったが「かくれんぼ鬼」の第二模式を使って守衛室からゲームで焦るプレイヤーの姿を見ていたと思われる。
「かくれんぼ鬼」では「子」として参加。当たりを付けた林と子墨により発見されるも既に死亡していた。林曰く「先に守衛室に来ていた者がいる」とのこと。
劉 成(リュウ チェン)
- 初登場話:日本版52話/快看版59話
- 所有第二模式:他人に変装する能力
コンビニオーナーを殺害した容疑者として挙げられている男性。精神科を受診している。
殺害当初、カメラに顔がはっきりと映っていたことからすぐに逮捕できると思われていたが犯行時刻に別の場所で文婷が劉と接触したことから捜査は振り出しに戻る。
文婷の住むマンションへ向かい、彼女を殺害する。
完璧な変装能力を持つことから第二模式ユーザーであると考えられる。
雪璇(シュエシェン)
- 初登場話:日本版56話/快看版65話
- 所有第二模式:不明
第二模式特別対策班の1人。
小・中学生のような少女で蛇を生み出す第二模式の所有者。
査 暁麗(チャ シャオリー)
- 初登場話:日本版56話/快看版65話
- 所有第二模式:不明
第二模式特別対策査班の1人。
子供が嫌いで雪璇の挑発にあっさり乗り、自分の第二模式を使おうとするが許陽に「キミの能力はここで使うべきではない」と止められる。
許陽からは「リリィ」と呼ばれている。
許陽(シュヤン)
- 初登場話:日本版56話/快看版65話
- 所有第二模式:不明
第二模式特別対策班の1人。
暁麗と一緒にいるがどのような関係かは不明。雪璇の挑発に乗った彼女を止めた。
陳 小鈴(チン シャオリン)
- 初登場話:日本版57話/快看版68話
- 所有第二模式:意識交換
物語が始まる前から紫とコミュニケーションツールで連絡を取り合っていた女性。
自分の父親に行動を監視されていることに息苦しさを感じており、逆に家族に無関心な父を持つ紫の願いを叶えるべく、裏のオークションサイトで落札した第二模式のアプリで意識を入れ替えることを提案する。
紫の身体に入った小鈴は普段の紫が見せないような活躍を見せる。
所有者の関係者
葉 紫(ヨウ シ)
- 初登場話:日本版1話/快看版1話
葉秋の妹。気が強く、傍から見ると気弱な兄を避けて行動しているように見えるがその実は葉秋のことを大事に想っており、兄がしっかり者になれるように影から応援していた。
少女のみを狙う連続殺人犯のターゲットにされ、一命を取り留めるも刃物で刺された傷が原因で意識不明の重傷を負ってしまった。運が良かったのか定かではないが携帯電話は盗まれておらず、これが葉秋と連続殺人犯を結びつける繋がりとなった。
連続殺人犯のターゲットの中では唯一の生存者で犯人の顔を見たことと犯人が彼女の生存を知れば確実に殺しに来ることを踏まえて警察がその存在を隠して保護している。
57話にてコミュニケーションツールで小鈴と出会い、「意識交換」の第二模式で互いの意識を交換していることが明かされた。
秋と柴の母
- 初登場話:日本版1話/快看版1話
夫とは別居しているようで彼女1人で2人の兄妹を育てている。
シューベルトに襲われ、軽い脳震盪で入院している。
小雪(シャオシュエ)
- 初登場話:日本版3話/快看版4話
子墨の友人。いじめられていた子墨を助けたことがきっかけで友達になる。
子墨が落としてしまった携帯電話のストラップを一緒に探そうとしたが小雪の祖母の誕生日があることを理由に子墨は小雪を帰したが、落としてしまったと思われる場所をうっかり喋ったことで連続殺人犯と遭遇してしまい、殺害されてしまった。
李 季(リー ジー)
- 初登場話:日本版52話/快看版59話
子光の父で尚兵の同僚。
コンビニオーナー殺害犯の劉成を追っていたが捜査に行き詰まる。
尚兵の娘・玲の誕生日ケーキを買い、文婷の家に向かうがそこで起こった「違和感」に気づいてしまう。
文婷に成りすました劉に毒を盛られ、刺殺されてしまった。
許 文婷(シュ ウンティン)
- 初登場話:日本版52話/快看版59話
バツ1の精神科医で尚兵の元妻。娘と2人暮らしをしている。
風邪で寝込んでいる玲の看病をしていたところ、患者である劉が訪問、そのまま殺害されてしまった。
許 玲(シュ リン)
- 初登場話:日本版52話/快看版59話
尚兵と文婷の娘。文婷と共に暮らしている。
成の襲撃の際に季の犠牲により何とか助けられたが季と文婷の死にショックを受けてしまった。
その他
委員長
- 初登場話:日本版1話/快看版1話
連絡網を貰っていない葉秋を気遣ったりしていたのだが心の中では「内申を稼ぐために」優しくしていたことが覚通話で明らかになった。
その後、46話で子墨と一緒に「かくれんぼ鬼」に強制参加させられてしまう。恐怖によるパニック状態に陥っていたとはいえ、自分が助かるために子墨の携帯を鳴らして「鬼」を向かわせようとした。
郭帥(カクスイ)
- 初登場話:日本版1話/快看版1話
葉秋から本を借りていたが本人の知らぬところで売り飛ばしており、それが覚通話で暴かれてからは互いに口を利かなくなってしまった。郭帥は葉秋がそのことを忘れるまで逃げ回るつもりでいた。
李田(リーティエン)
- 初登場話:日本版3話/快看版4話
ミスキャンのレンと付き合っていると噂されている男子生徒。
葉秋が覚通話で本音を聞き出した際に「親のクレジットカードを勝手に使って買った腕時計をプレゼントする」ことで正式にレンと付き合おうとしたが、レン自身も李田を金づるとしか見てないことが発覚し、葉秋の乱入で破談となった。
劉(リュウ)
- 初登場話:日本版6話/快看版8話
葉秋らが通う北新中学校の数学教師。
お手伝いさん
- 初登場話:日本版24話/快看版27話
艾思の家の家事手伝いをしている中年女性。
暗殺者に囚われ、クローゼットに押し込まれていたところを艾思に発見されるが既に死亡していた。
子光と共に再訪した際には何故か生存している状態であった。疑問に思った子光が話を聞いたところ、「(子光たちの再訪まで)寝てしまっていた上、記憶があやふやだった」と証言する。
子光の祖母
- 初登場話:日本版32話/快看版35話
子光の祖母で尚兵とは子光の父・季を通じての知り合い。
尚兵は息子を亡くした彼女の助けになろうとするも「あなたでは息子の代わりにはならない」「私も息子の死を受け入れることができました」と返される。
第二模式
携帯電話に届いた怪しげなダウンロード案内メールから登録することにより、所有者の望む能力を与える謎のアプリ。
ユーザーに選ばれる基準は不明で葉秋たち学生のみならず、大人も所持している。
能力を行使するには様々な条件がある。
- 第二模式をダウンロードした携帯電話またはその番号のSIMカードを所有していることが前提条件。
- コピーした電話機・SIMカードは不可。
- 第二模式は所有者毎に紐づけされており、所有者以外の人間が使用することは一切できない。
- 能力者同士で通話すると電波干渉のような雑音が入る。
- 能力が使える携帯電話が2台ある場合は先に使用した方に能力の使用権が移る。
物語開始前より第二模式による犯罪は発生していたが連続殺人犯のようなケースは初めて。
また、裏オークションでアプリが出品されることもあるようだ。
第二模式名 | 覚通話(サトリツウワ) |
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所有者 | 葉 秋 |
アプリデザイン | 口を縫われたような赤いハート+黄緑色の背景 |
能力 | 通話した相手の「本音」を聞き出す |
「本音」を聞き出すには葉秋が相手の「顔」「名前」「電話番号」を把握していなければいけない。
また、対象の意識が無い場合でも「本音」を聞き出すことができない。
画面には顔の付いたハートが映し出され、「青」=焦っている、「赤」=好意を示している、「黒」=不快な感情を抱いているのように変化する。
快看漫画版では「心声」表記。
第二模式名 | オーディンの眼 |
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所有者 | 艾 思 |
アプリデザイン | 1つ目の丸っこい生物+黄色の背景 |
能力 | 携帯電話のカメラで撮影した対象の「視覚」を手に入れる |
2~3秒ごとに視覚の情報が更新される。「対象者」が目を閉じている・暗闇にいる・携帯のメモリー不足のいずれかに該当すると能力が使用できなくなる。
自撮りでは能力が発動しないが他人を撮影することができれば、能力の発動先はその他人の視覚になる。
第二模式名 | 変声(ボイスチェンジャー) |
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所有者 | 陳 子墨 |
アプリデザイン | 翼の生えたマイク+ピンク色の背景 |
能力 | ありとあらゆる「声」に偽装する |
携帯電話に録音した人物の声を使うことであたかもその人物と自然に会話をしているように装える。
ただし、子墨自身が第二模式を介してその声を聴かないと使用することはできない。
第二模式名 | 捜査 |
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所有者 | 陳 尚兵 |
アプリデザイン | ヒゲの生えた?型の虫眼鏡+黒色の背景 |
能力 | どんな人物でも指紋や身分証などで「身元」が分かれば相手の詳細なプロフィールを閲覧できる |
「第三者が対象に関して見聞きした情報しか得られない」という検索サイトに似た能力で対象が自分で考え、自分で行動した場合は「捜査」の情報には更新されない。
また、一定時間経過してしまうと「捜査」の範囲外になってしまう。
快看漫画版では「捜索」表記。
第二模式名 | 正義 |
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所有者 | 李 子光 |
アプリデザイン | 天秤を擬人化したような姿+白色の背景 |
能力 | 相手の能力をそのまま自分にコピーする |
相手が拳銃などの武器を持っていればその武器もコピーできるが「子光自身が危機的状況に陥っていないと発動しない」という欠点を持っている。
自分に危害を加えない第二模式の場合も効果は発動されない。
第二模式名 | Rec(レック) |
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所有者 | 林 樹風 |
アプリデザイン | 顔のついたビデオカメラ+紫色の背景 |
能力 | 撮影した相手の時間を止める、巻き戻してワープのように移動する |
撮影対象が増えるほど体力を多く消耗する、停止した対象者に攻撃できないなどのデメリットを持つ。対象者には一時停止マークが携帯電話上で付与される。葉秋たちのクラス全体を止めた際は「42/41 0:05」と表示されていた。
「巻き戻し」することにより停止した時間を巻き戻してワープしたかのように見せかけることもできる。林が子墨の訪問から「巻き戻し」で戻った際には7分後にいる独身寮前から6分前にいた独身寮内の廊下に移動しており、画面右下の表記から察するに1人に対して使った場合は8分間の巻き戻しが可能。
第二模式名 | 予言の詩(うた) |
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所有者 | 尼雅 |
アプリデザイン | ヘッドフォンを付けた顔の付いた花+子供や蝶、星がデザインされた空の背景 |
能力 | 対象の死の予言を行う |
子供らしい言葉で作られた抽象的な「童話」による予言を行うが死に直結している内容であるため、受けた本人が回避しない限り、その死の予言は確実に起こることになる。
葉秋の死の予言がされた時のタイトルは「死んじゃう葉秋くん」。
第二模式名 | "凶"鳴(レゾナンス) |
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所有者 | シューベルト |
アプリデザイン | 顔のついた波形+赤色の背景 |
能力 | 物体に対し任意の周波数を発生・振動させることであらゆる対象を破壊する |
初登場時は彼に絡んだ不良の1人の頭部をねじ切って殺害するという恐ろしさを見せた。
自分の周囲にある空気を振動させることで障壁を作ったり、逆に動きを封じるために相手に絡ませることもできるなど攻防一体の性能を誇る。
振動同士がぶつかると相殺され、能力を封じられてしまうため上述の障壁や束縛などで距離を取る必要があると思われる。
本来は別の名があるがシューベルトは「"凶"鳴(レゾナンス)」と呼んでいる。
快看漫画版では日本語に変換できない文字が使われており、「"凶"鳴」は日本語版独自のもの。
第二模式名 | かくれんぼ鬼(仮称) |
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所有者 | 守衛 |
アプリデザイン | 涙を流しているように見える髑髏+黄色の背景 |
能力 | かくれんぼを行う |
葉秋たちの学校で噂になっている「ゲーム」で艾思は「第二模式ユーザーの仕業ではないか」と睨んでいる。
携帯電話に「かくれんぼ鬼 →今すぐ参加/開始まであと○秒」の文字が表示されるがキャンセルも削除もできない強制参加仕様となっている。外部からかくれんぼの領域に入っても強制参加させられてしまう。
ただの怪談話ではなく、実際に行方不明となっている学生もいて鬼に捕まると携帯電話だけ残して消えてしまうとも言われている。
ゲームが始まると「鬼」と「子」に分かれ、「鬼が子を捕まえる」か「子が鬼から逃げ切れば」ゲームが終了になる。しかし、「誰が鬼」で「誰が子」か説明が無い上、「鬼の人数に制限が無い」ので参加したプレイヤーが5人いるとすれば4人が鬼、離れたところに子が1人という状況もあり得ることになる。
ゲーム中、脱出しようとすると空間をすり抜けて戻ってきてしまうため、条件を満たさない限り脱出することは一切できない。条件を満たせば過去に消えたプレイヤーたちも戻ってくることができる。
第二模式名 | 蛇を生み出す能力(仮称) |
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所有者 | 雪璇 |
アプリデザイン | 不明 |
能力 | 蛇を生み出す |
生物としての蛇を生み出す第二模式。
無から生み出すのか、何かを媒体にして生み出すかは明らかになっていない。
第二模式名 | 意識交換 |
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所有者 | 陳 小鈴 |
アプリデザイン | 互いに手を繋いでいる赤と青の半円の生物+黄緑色の背景 |
能力 | 互いの意識を交換する |
ブルートゥースでペアリングをするとアプリのマークが半回転し、互いの意識をそっくりそのまま交換する第二模式。暗示や催眠という類ではない。
時間制限などがあるかは不明。
第二模式名 | 他人に変装する能力(仮称) |
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所有者 | 連続殺人犯・暗殺者・劉 成 |
アプリデザイン | 不明 |
能力 | 他人に変装する |
文字通り他人に変装する第二模式。
見た目だけは完全に成りすますことができるが、変装した対象が普段取らないような行動をしてしまえばあっという間に見破られてしまう。故にこの能力を使う側は対象とその周囲から取るべき行動パターンをきちんと学習しなければならないことになる。
余談
快看漫画版、少年ジャンプ+版ともに話の最後に覚通話の不快アイコンがコメントを出している。
ジャンプ+版では当初は翻訳したものが使われていたが徐々に脱線し、コメディ風になっている。