概要
10本足の宇宙生物とは、食玩フィギュアシリーズ「宇宙大作戦チョコベーダー」の第二シーズンにラインナップされた宇宙生物である。大きさは小型犬ほどで、四つの目に胴体下部に十本の短い脚らしきものを持つ。
「ゲボラ、ゲボラ」と鳴くため、「ゲボラ」、または「ゲボラ犬」と呼ぶ者も。
解説
独り身のベルギー人農夫が、ある夜に家でTVを見ていると、玄関から何か動物の鳴き声が聞こえてくる。
出てみると、そこには奇妙な生物が「ゲボラ、ゲボラ」と吠えていた。
体色は緑色、目は4つ、胴体の下からは短い足らしきものが10本ついていた。一人暮らしで寂しさを感じていた農夫は、この生物を家に入れる。
彼は昔、犬を飼っていた。今は死別したが、その首輪とドッグフードは残っていた。
その生き物に、残っていた古いドッグフードを与えると喜んで口にする。彼はこの生き物を飼おうと決め、犬の首輪を付けた。
しかし翌朝。朝食のドッグフードを与えに向かったが、生き物は溶けてしまい、首輪だけが残されていた。
チョコベーダーの解説では、以上のようなストーリーが語られている。
しかし、「世界中で目撃された(とされている)UFOや宇宙人」のフィギュア化という名目のチョコベーダーではあるが、この生き物に関しては検索しても元ネタと思しき話がヒットしなかったりする。
辛うじて、この話、およびその後付け顛末(最後に溶けた)が近い。
しかし、このキモカワイイデザインと「ゲボラ」という鳴き声、顛末における一抹の寂しさなどが妙な魅力となっており、チョコベーダーの中でも人気の一体となっている。
関連イラスト
動画
※アニメ3話「俺は宇宙犬を飼った」(英語版)