概要
ヴァルガード(ヴァルホーク+ヴァルストーク)にアルムアルクスとアルムストラが合体する事で完成する
ヴァルストークの最終形態。メインパイロットはカズマ・アーディガン。
全高はあのガンバスターを(僅かに)上回る212.7m。
現行のバンプレストオリジナル味方ロボットの中では最大級。
ボソンジャンプで150億年前の宇宙に飛ばされたブレスフィールド・アーディガンが、記録プラント「知の記録者(ザ・データベース)」の3つの管制人格うち2つに異常が発生した時のためのカウンターとして用意した存在である。
飛ばされる前の宇宙でヴァルストークを知っていたことから、ヴァルストークとヴァルホークの設計図を作って表向きは廃棄処分としてスパロボW世界の50年前の火星にたどり着くように送り出し、ザ・データベースの防衛兵器「アルム」との合体によって最終形態が発動するように設計された。
ゲーム中ではガニメデでのアプリカントとの戦いでヴァルホーク、ヴァルストーク共に大ダメージを受け、「奴と互角に戦える機体は無いのかよ!」とカズマ叫んだ時、「では、用意しましょう」とホリス・ホライアンが発動条件を解析し、ヴァルザカードが完成したのである。
ヴァルストーク、ヴァルホークが損傷した状態で合体したため、その機能を補うために分離は不可能となり、母艦としての機能も失われている。手首部分はヴァルガードと共通なのでビームランチャーやフルアクセルインパクトも使用できるはずだが、やはり機能が失われたためか使用できなくなっている。
しかし。6人乗りで味方識別型MAPW持ち、サイズLLで火力も高く、超耐久のくせにそこそこ避ける、さらに2周目以降はある強化パーツを装着することによって無限に動き回ることも可能、そして2週目以後のカズマの精神選択と操作次第では普段ではできない魂と熱血を併用そして5倍のダメージを出してしまう、いう極悪な性能を持ち、スパロボ史上最強主人公機の一角として君臨している。
性能だけでなく設定も最強クラスであり、
滅びた前の宇宙から宇宙の死と新生を飛び越えてきたり(こんなことができるのはあのイデオンぐらいである)、
バンプレイオス同様次元の壁に穴をあけたりできる。
しかも武器による攻撃でそれをやっているため安定性ではバンプレイオスを超えているかもしれない。
また、「エクサノヴァシュート・オーバー」のアニメーション演出が専用BGMと開始から最後までシンクロしている為、なかなか演出には凝っている。
というか、携帯機でありながらディス・アストラナガンのアイン・ソフ・オウルに匹敵している。
ちなみにヴァルストークは、ヴァルストークファミリーの家としての役割も担っているため、故にヴァルザカードは「史上最強の家」とも呼ばれている。