概要
主人公カズマ・アーディガンが属するトレイラー一家「ヴァルストークファミリー」に押しかけ就職した青年で、ヴァルストークの操舵士を務める。
ヴァルストークファミリーの中では唯一、アーディガン家の血縁ではない。
連合大学卒(自称)の経歴を持ち、知識が深く、頭の回転が速い。ヴァルストークファミリーにおける頭脳労働担当の役回りを担っている。
実は旧OZの情報局特務調査隊所属の一級特尉である。任務は古代太陽系文明の遺産の調査で、その調査目的でヴァルストークに潜入していたのであった。
そんな彼がOZの瓦解後もヴァルストークに留まっていたのは、ブレスフィールド・アーディガンの人柄と実力に心酔してしまったからであり、またブレスの方も彼の素性を察した上でその存在を黙認していたようである。
ブレス消失後の第二部では、失踪したカズマに活を入れてファミリーに引き戻す、アリア・アドヴァンスですらその存在を知らなかったヴァルストークの真の機能を独力で解析・ヴァルザカード形態を発動させるなどの働きを見せ、その信頼に見事に応えている。
裏切り疑惑?
『スパロボW』のオリジナルキャラがファミ通で紹介された際、アーディガン一家は全員全身イラストで発表されたが彼だけは顔だけのアップが紹介されただけであった。
唯一アーディガン一家と血縁関係に無く、紹介用の絵の扱いも適当で、ファンたちからは「こいつ裏切る臭いがぷんぷんするぜ!!!」と言われ、凄い勢いでネタにされた。今でこそカズマの邪気眼ネタやミヒロの「ビッグボルフォッグだーっ!!」など様々なオリキャラのネタが存在しているスパロボWだが、発売前のオリキャラで話題になったのは8割がこのホリスであったと言っても過言では無い。様々な作品とのコラージュも多く作成された。
実際『スパロボW』が発売されると、その実態は裏切る所か凄く良い人であった。
第二部で父を失い傷心のカズマを支えて、時には激し、ヴァルザカード登場シーンでは一番美味しい所を持っていき、その上彼女出来ないと悩んでるカズマの横でアカネに告白して成功というハッピーエンドをプレイヤーに見せつけ、作中で最も幸せな結末を迎えたのである。
後に一部のファンは言った。
「あいつは裏切らなかったんじゃない、俺達の期待を裏切ったんだ。」
といっても彼自体の人気が無くなったのかというそうでもなく、前述した本編での様々な活躍に加えて、ヴァルザカードの必殺技ではサポートメカであるキャレットにまでカットインがあるのに彼には専用カットインが無い、「やった!私の名前も入ってる!」(アプリカントの家族に向けたメッセージにて名前が呼ばれた時の発言)などといったネタもまた豊富であり、キャラ的な意味でもネタ的な意味でも愛されているキャラクターである。
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スパロボW カズマ・アーディガン ブレスフィールド・アーディガン