概要
ヴァルストークファミリーの家であり、ヴァルホークの母艦でもある武装輸送艦。
艦長はブレスフィールド・アーディガン。ブレスが消失してからは娘のシホミが艦長の座に就いている。
プロトンドライブと呼ばれるエンジンで稼動し、惑星間航行能力を有する。また、小型艦ながらも戦艦に匹敵する戦闘能力を持ち、航行速度においても地球圏一(自称)を誇るとされる。
操艦については多数の人員を必要とする訳ではなく、艦長、操舵手、砲撃手の三名とサポートロボット「キャレット」が居れば全ての能力を問題なく発揮できる。
カズマの祖父、トースト・アーディガンの代に火星でキャレットと共に発見され、それ以来、長い間にわたってヴァルストークファミリーで運用されている。
物語開始時点ですら、地球圏ではいまだ実験段階にあるプロトンドライブを発見当時から搭載していた点、最新鋭の戦艦すら凌駕する点があるなど、一種のオーパーツとも言える艦である。
なお、非常時に備え、脱出用シャトルには艦の基本設計図と一家のライフデータの複製が収められている。
また一家の家である為、戦闘中に被弾した際、誰の部屋に当たった等で騒ぎになる事も多い。
ヴァルホークと合体することによってヴァルガードとなる。
その実体は150億年前にブレスによって建造された戦艦で、ザ・データベースのアンチプログラムの一種であった。150億年前にブレスが(自身の乗っていたヴァルストークを模倣して)建造したのち、表向きは廃棄したことにして太陽系に送り出し、50年前の火星に辿り着くようにされていた。
版権物のスーパーロボット大戦シリーズにおいては珍しいバンプレストオリジナル系母艦。同じくバンプレストオリジナル作品の自軍母艦にシロガネ、ハガネ、クロガネ、ヒリュウ改があるが、それらはスーパーロボット大戦OGシリーズでの登場を前提としており、版権作品では登場していない。
武装
宇宙機雷
誘導マイクロミサイル
全方向多門ビームランチャー
デュアルプロトンキャノン
プロトンキャノン・フォーカス