概要
ヴァルストークのもう一つの姿。メインパイロットはカズマ・アーディガン。
ヴァルホークがヴァルストークをパワードスーツとして着込む形で合体する。
第1部終盤のZマスター戦で初登場。その後は第2部序盤から終盤の少し前まで使用可能。
ヴァルストークの母艦としての機能は残されているため、他のユニットを搭載することも可能(当然、ヴァルガード自体は他の戦艦ユニットには搭載できない)。
丸目の頭部や、腕が長く短足というスパロボのみならずロボットものの主人公機としてはかなり「らしくない」フォルム(見ようによっては完全ギャグ機体)であるが、その実力は本物。
そのずんぐりとした体形や頭部デザインからヴァルドスコイ・ファミコンロボ等と呼ばれている。
必殺技「クロスプロトンパニッシャー」は両腕を敵機の内部にめり込ませ、そのまま腕部のプロトンキャノンを発射して敵を内部から爆砕するという、歴代スパロボ主人公機の中でもエゲつない技である(極小サイズのテッカマン系の敵にも両腕が刺さるのはご愛嬌)。
合体機構はブレスフィールド・アーディガンのアイデアで、後に彼が150億年前の宇宙にボソンジャンプで飛ばされヴァルストークを建造する際に盛り込まれたものであった。
強烈なインパクトと強力な戦闘力を発揮したこの形態も、実はヴァルザカードへの中継点に過ぎなかったことが後に明らかとなる。
メカデザイナーが同じなガンダムヴァーチェを絡めたネタも多い。