概要
(1157年~1199年)獅子心王。
中世イギリスの王でその勇敢さから騎士の模範とたたえられる人物。父王ヘンリー2世や弟のジョン王子を抑えてイギリス王になり、十字軍戦争に明け暮れる人生を過ごした。その勇猛な強さは敵のイスラム指導者サラディンを始め多くの人に感心され、騎士の強さを知らしめた。一方で非情な性格をしており、フランスのフィリップ2世や神聖ローマ皇帝ハインリヒ6世など同じヨーロッパ人の君主からも恐れられる始末だった。
戦地アッコンでイギリス側に無礼を働かれたと言ってリチャードを憎んでいたハインリヒ6世とレオポルト5世に捕まり、その隙をついた弟のジョンに謀反されるが母后と部下の知恵で出獄。その際にフィリップがジョンに「悪魔に気をつけろ」と言うくらいに恐れられていたと言う。帰国した後にジョンを降参させ、宿敵フィリップを倒すべくフランス各地を転戦した。シャールース城攻防戦でクロスボウで狙撃され、その傷が元で死亡。英国本土にいたのはわずか6カ月だった。
最後のレストラン
「ヘブンズドア」ではなく遊園地にタイムスリップした。アーサー王伝説にあやかって名付けた『エクスカリバー』という剣を持っている。
蒼き狼と白き牝鹿シリーズ
「ジンギスカン」でプレイヤー武将として初登場。フィリップやハインリヒ、サラディンを相手に戦い、聖地奪還ばかりか世界征服を狙う“獅子心王”。元朝秘史、チンギスハーンⅣにも登場して活躍するがいずれも武力が最高で政治力が最低と言う極端なステータスである。おそらく、イギリスで政務を執ったのが1年にも満たなかった事によるものと思われる。